イエメン:イスラエルのソマリランド承認が脅かすイエメンの主権

2026年06月07日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルによるソマリランド承認は、イエメンに残された主権をどのように脅かすのか?

【サナア:本紙】

10年以上にわたる戦争の結果、イエメンが国内主権の分断に苦しむなか、地域の地政学的な変化は、対岸のアフリカ側から到来する従来とは異なる戦略的脅威を、イエメンの人々に突きつけている。

バーブ・マンデブ海峡とアデン湾は、もはや沿岸諸国が競い合う単なる水路ではなく、事実上、国際的な影響力の再編が進む開かれた舞台へと変貌した。それを明確に示したのが、「イスラエルによるソマリランド地域の承認」である。

この動きは、表面的な外交上の意味を超え、その本質において「安全保障の弧」の誕生と、前方への作戦拠点の確立を意味している。戦略的要衝であるベルベラ港を通じて、テルアビブとイエメン内陸部との軍事的な距離を、わずか数百キロメートルにまで縮めるものである。

(後略)


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翻訳者:江口慧
記事ID:61973