イスラエル:レバノン南部に新たな境界線「イエローライン」設置

2026年04月21日付 al-Sabah al-Jadid 紙
◼️ガザからレバノンへ…「イエローライン」とあらゆる合意を超えていくイスラエルの新たな境界線

【バグダード:本紙】

イスラエル軍は、ガザ地区に取り入れている「安全保障上の理由による領土の収奪」というモデルを複製するように、レバノン南部に境界線となる「イエローライン」を設置すると発表した。これは、現場の状況を既成事実として定着させようとする明確な動きであり、イスラエル政府の拡張主義的な野心を映し出したものだ。

そしてイスラエル軍は、新しい現場の現状に即した行動をとるなかで、レバノンの「イエローライン」の北側に、「テロリストたち」が接近したとして、彼らを監視し、標的としたと発表した。同軍は、彼らが「直接的な脅威」になったと主張している。また、停戦中にもかかわらず、自分たちは脅威に対して行動を起こす権限を有していると付け加えた。

この主張は、「レバノン南部からシリアのヤルムーク盆地に至る安全地帯を設置し、連続した緩衝地帯内で国境地域を繋ぎ合わせることを目指す」とした、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の発言に基づく、より広範な安全保障構想を反映している。


「イエローライン」とはどのような概念か?その名称の由来は?


イスラエルはこの用語を、ガザ地区とレバノン内の人口動態の新しい現状に対して用いている。イスラエル政府はこれを通じて、軍事支配または武力支配下の地域を形成することで、現場での既成事実を恒久化させようとしている。

これまでにもイスラエルメディアは、「イスラエル政府がレバノンの国境地帯に無人の地域を設けることを提案している」と報じていた。その目的は軍事展開にとどまらず、むしろ民間人の帰還を阻止することにも及んでいる。それは、すでにガザ地区で実施されているが、これらの地域の新たな人口構成を固定化させるものである。

(後略)


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翻訳者:藤田琉生
記事ID:61985