ギリシャは、トルコ―リビア間で2019年に調印された海洋領域境界策定合意を取り崩すため、新たな介入の段階にある。
ギリシャのヨルゴ・イェラペトゥリティス外相は、トリポリ政府をアテネとの新たな合意に誘導する目的で先日リビアへ行った。
■ドベイバ首相との面会
アンカラ政府に対抗し、トリポリ政府を自国の側に引き入れようと画策するイェラペトゥリティス外相は、リビア国民統一政府のアブデュルハミド・ドベイバ首相とヴェキリ・ターヒル・アル=バーウール外相と面会した。面会後、大陸棚と排他的経済水域境界策定のための技術委員会の関与について合意に至ったことを明らかにした。アテネ政府はこの前進を「ギリシャとリビアの接近」であると述べた。
イェラペトゥリティス外相は問題がセンシティブであるために、トルコ―リビア合意を公に批判することを避けた。その代わりに、「ギリシャとリビアは純粋な、本当の隣人である」と述べ、間接的にトルコ―リビア間の海域境界策定を無効化するためのギリシャテーゼを公表した。
■方程式は変わらない
ギリシャの報道で訪問は、アテネ政府が東地中海でのトルコの影響力を消し去る動きとして説明された。しかし、アンカラ政府とトリポリ政府間で確立された方程式が簡単に変わることはないだろうという見通しは、当該の合意がリビアの政治的均衡の観点においてなお、力強い地盤を作っていることと、合意が国家の政治体制にとって「タブー」として存在していることを示している。
この記事の原文はこちら
翻訳者:土田真由
記事ID:62026