中国BYD社、トルコでの自動車工場建設を中止
2026年06月11日付 Cumhuriyet 紙

中国の自動車メーカーBYDは、トルコで建設が計画されていた工場の建設を一時停止した。同社は、ハンガリーにある生産拠点を優先する一方、欧州における第二工場の建設地を選定している。
中国の電気自動車メーカーBYDの執行責任者であるステラ・リー氏は、トルコに建設予定だった工場の建設計画を一時停止したと発表した。またリー氏は、ハンガリーに建設された工場ついて、今年の第四半期に生産を開始する予定であると明らかにした。
◾️優先事項はハンガリーの工場
ロンドンのロイター通信英国本部の取材を受けたリー氏は、同社の現在の優先事項について語った。
リー氏は、「現在の最優先事項はハンガリー、第二の優先事項はヨーロッパで第二工場建設地を選定することです。」と述べた。
◾️トルコ投資の予定はなし
BYDが二年前発表したトルコの生産拠点の投資について、未だに建設段階に移行していないと明らかになった。
ステラ・リー氏は、トルコで建設が予定された工場の建設が開始しておらず、計画が一時停止したと述べ、トルコでの生産開始に関して明確な予定はないと話した。
◾️2024年に合意
2024年7月8日にBYDと締結された合意に基づき、同社の工場建設が完了するまで限定的に輸入する車両に対する税の減免が適用されていた
この合意では、BYDが10億ドルを投資して年間15万台の生産能力がある生産拠点を建設し、約5000人の雇用を創出するとともに、2026年に工場が生産を開始することが期待されていた。
合意に際し、公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、メフメト・ファティフ・カジュル産業技術大臣、そしてBYD会長である王伝福氏がドルマバフチェ宮殿の執務室にて署名した。
◾️BYDへ罰則は課される?
長期間待った末、2026年2月にカジュル産業技術大臣は工場建設が完成しない場合は、BYDに制裁を課される可能性があると以下のように述べていた。
「当該投資の履行期間は継続している。投資が想定された形で完了しているかどうかについては投資奨励法が定める範囲で、監視及び監督業務を当省がもれなく実施している。
我が国の奨励制度の下で支援を受けた投資が予定通りに計画を完了させなかった場合、投資家に適用される制裁については、我が国の法令で定められている。これらの制裁は、当該投資にも適用されている。さらに、保証制度によって国益は担保されている。」
合意が履行されなかった場合にBYDに課される罰金は、10億ドル規模であると予測されている。
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翻訳者:佐田優美香
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