シリア:ヨルダンからシリア人避難民20万人以上が自主帰還
2026年06月20日付 al-Watan 紙

■ヨルダンからシリア人避難民20万人以上が自主帰還…2024年12月以降、子ども約8万2,000人が帰国
【アンマン:本紙】
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ヨルダン事務所は土曜日、2024年12月から2026年6月18日までに、20万人を超えるシリア人避難民が自主的にシリアへ帰還したと発表した。シリア各県への自主帰還は現在も続いている。
ヨルダンのテレビ局「マムラカ」は、世界難民の日に際して、UNHCRヨルダン事務所のユースフ・ターハー報道官が、今年初め以降、2万3150人の難民がシリアへ帰還したと述べたと伝えた。このうち2500人は、6月1日から13日までの期間に帰還したという。
ターハー氏は、帰還は現在も続いており、難民自身の判断に基づく自主的なものだと述べた。
同氏によると、帰還者全体のうち女性が49%、男性が51%を占めた。また、子どもは帰還者全体の41%に当たる約8万2,000人だった。
ターハー氏は、帰還者の58%が家族全員で帰還し、42%は単独、家族全員がそろわない状態で帰還したと説明した。また、帰還者の24%に当たる約4万8000人は、ザータリー、アズラク両難民キャンプの居住者で、残る76%はキャンプ外から帰還したという。
帰還者の居住地別では、23%が首都アンマン、22%がイルビドに居住していた。残りは、ザアタリー難民キャンプが15%、マフラクが14%、ザルカーが7%、アズラク難民キャンプが7%だった。
ターハー氏は、帰還の大半は難民自身の判断によって自然発生的に行われているため、UNHCRは具体的な帰還先に関するデータを保有していないと述べた。
一方、帰還意向に関する調査では、帰還者の大半がシリア国内の出身県へ戻っていることが示されているという。帰還者の40%はダルアー県、19%はヒムス県、11%はダマスカス郊外県の出身者だった。
ターハー氏はまた、UNHCRが自主帰還支援プログラムを引き続き実施していると説明した。このなかには、ザアタリー、アズラク両難民キャンプの難民に対する現金支援も含まれ、これまでに7686人が支援を受けた。
またUNHCRが帰還を円滑化するために用意したバスを利用し、約1万1,500人がシリアへ帰還したという。
ターハー氏は、ヨルダンには現在も40万人を超える難民が居住しており、このうち38万人以上がシリア人だと明らかにした。UNHCRは引き続き支援を提供しているが、資金不足が支援活動に影響を及ぼしているという。
世界では毎年6月20日、世界難民の日が設けられている。これは、世界各地の難民をたたえ、その苦難や厳しい人道状況に光を当てるとともに、避難、紛争、迫害に立ち向かう難民の忍耐と決意を示すため、国連が定めた記念日である。
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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:62317