チュニジア:カフサ県で10日以上続く断水に対する抗議デモ
2026年07月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■チュニジア・カフサ県で断水による抗議デモ…政治家らは当局の責任を追及
【チュニス:本紙】
チュニジア南西部のカフサ(ガフサ)県で、水の供給停止が10日間続いていることによる大規模な抗議が起こっている。同時に議員らや市民団体は政府に行動を呼びかけ、当局はその後、問題の解決に取り組んでいることを確認した。
ここ数日間、域内で気温の上昇とサービスの悪化が続くなか、飲料水供給の停止が続いていることへの抗議として、カフサの住民数十人がデモを行っている。彼らはまた、ジャンドゥーバ県とカーフ県の間の道路を封鎖した。
ムハンマド・アリー議員は「カフサにおける枯渇と水不足は、一時的な危機ではなく、積み重ねられた選択と政策の結果である」と記した。
そして同議員は「カフサ県のムトラウィー市が経験しており、一部の地域では10日以上にわたって続いている飲料水の継続的な断絶は、独立した出来事でも、単発の技術的不具合でもない。むしろそれはウンム・アラーイス、ラダイフ、ムダイラ、南カフサなどが経験している、より深い危機の象徴である。夏の真只中で40度を超える気温のなかで、水を手に入れることは、もっとも基本的な生活要素や人間の尊厳を脅かす日常の苦しみとなった」と説明した。
そして同議員は「水を利用する権利は、一時的な社会的要求ではなく、むしろ憲法上かつ人道上の権利である。特に環境面、社会面で脆弱な地域に対し、国家は飲料水を安定的に供給するために必要な対策を講じる義務がある」と述べた。
そしてムハンマド・アリー議員は「漏水と繰り返される断水を減らすために、水の配水網の更新とメンテナンスを急ぐこと、飲料水専用の新しい井戸を掘削、整備すること、現行および将来の需要に応えられるよう供給能力を強化すること、そして水危機を国家の優先事項とみなし、鉱山地域(訳注:カフサ県)の各行政区を対象とする特別計画を策定すること」を呼びかけた。
(後略)
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翻訳者:次良丸紗智
記事ID:62523