エジプト:「パレスチナ横断幕」事件で逮捕された労働活動家の勾留を延長

2026年07月13日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「パレスチナ横断幕」事件で逮捕された労働活動家の勾留を延長

【カイロ:本紙】

エジプト代表の監督フサーム・ハサンが、ワールドカップの最中にパレスチナ国旗を掲げたことについて称賛を受けたにもかかわらず、エジプトでは数十人が依然としてパレスチナ支持を原因に収監されている。そのなかには、「アレクサンドリア・パレスチナ支援人民委員会」のメンバーである労働活動家シャーディー・ムハンマド氏もおり、彼はメディアで「パレスチナ横断幕」事件として知られる事件に関連して勾留されている。

エジプトの裁判所は、シャーディー氏の勾留を45日間延長することを決定した。またシャーディー氏は審理中、裁判所に対し、刑務所医師の勧告に基づき、肩の腱の断裂が疑われることから自らにMRI検査を受けさせるよう求めた。

なおこれに先立ち検察局が、シャーディー氏が必要な医療検査を受けられるようにするため、社会保護部門に連絡していたにもかかわらず、これが実施されなかったことは特筆に値する。刑務所医師は同時に、その遅れが彼の身体の安全に影響を及ぼし、継続的な痛みをもたらし、また身体的な不快感を生じさせる可能性があることを確認している。

治安部隊は今年4月、アレクサンドリア県でパレスチナへの連帯を示す横断幕を掲げたとして、シャーディー・ムハンマド氏と他の4人を逮捕した。この横断幕には、「パレスチナ支援で拘束された人々を釈放せよ。ラファフ通行所を開放せよ」と書かれていた。

シャーディー氏は、「パレスチナ横断幕」事件において、テロ組織の設立、扇動的分子の主導、騒乱の呼びかけ、および政権転覆を目的とした社会の平穏を乱す虚偽情報の流布といった嫌疑をかけられている。

治安当局はこれに先立つ2022年10月にも、家具・織物会社「リーニーン・グループ」における労働組合活動を理由にシャーディー氏を逮捕していた。これは同氏がストライキに参加したことを理由に同社を解雇された直後のことであった。

複数の人権団体によると、エジプト当局は現在も、子ども7人、低身長症を患う障害のある若者1人、高齢女性2人を含む131人を予防拘禁している。彼らは計14件の事件で逮捕された人々であり、それらはいずれもパレスチナ支持を表明する平和的な活動に関係している。


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翻訳者:次良丸紗智
記事ID:62600