AKP25周年を祝う、新ビジョン発表

2026年08月15日付 Hurriyet 紙

AKPは結党25周年を記念して次の25年間に関する目標を記した「AKP25年ビジョン」との文書を出版した。「初めの四半世紀から次の四半世紀へ。変革をリードするトルコ」と題された文書では新憲法、テロのないトルコ、ハイテクノロジー、デジタル主権、エネルギー、家庭と人口政策、若者やGXといった見出しが記載された。

AKPは結党25周年の節目に、今後25年間のロードマップを記したビジョンに関する文書を公表した。同文書にはレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の前書きが掲載されており、次の四半世紀の基本目標はトルコがグローバルな変化に適用するのみならず「変革を与える」国になることであると述べられた。
同文書は10章から構成され、「グローバルシステムにおける主要国」、「ハイテクノロジーを用いて生産するトルコ、高い付加価値によって成長するトルコ」、「国家技術とデジタル主権」、「予想できる法律、信頼される司法、包括する憲法」「強い家庭、繫栄する社会」、「トルコの世紀は女性によって実現可能」、「未来の創造者は若者」、「GX時代でのトルコ」との見出しが並んだ。

同文書上で包括的な新憲法が未来のビジョンの最も重要な構成要素の一つとして挙げられた。人間中心で市民の意思に基づく、自由な領域を拡大して抑制と均衡のメカニズムを強化する新憲法を目標に据えた。

■テロのないトルコ

同文書は「テロのないトルコ」プロセスに大きな比重を割いており、同プロセスはいかなる仲介も置かず、公共の秩序と安全について妥協せずに続けられると述べられた。同文書上では「政府が効果的な闘争を行った結果、テロ組織PKKは2025年に自ら解散を決定し、武装放棄を発表した。『テロのないトルコ』プロセスは成功し、トルコの歴史の最大の功績の一つとなるだろう。このプロセスはいかなる交渉も駆け引きもなしに、公共の秩序や安全について妥協することなく進められている。」と述べられた。
また目標はトルコに限定せず、シリアとイラクをはじめとする「テロのない地域」ビジョンをも実現することだと述べられた。

■エネルギー

エネルギーについては、新原子力発電所と小型モジュール炉に加えて風力、太陽光、水素、エネルギー貯蔵やスマートグリッドへの投資を増やすことを目標とした。トルコはエネルギーが運ばれるのみならず生産し販売される国となり、エネルギー技術が発達した地域の基地となることを目標としている。
文書では人工知能、サイバーセキュリティ、国産技術と「国家のデータ、国産のモデル」のアプローチも記載し、また家庭と人口政策の強化や、若者が家庭を持つための経済的社会的ハードルを減らすこと、女性のキャリアライフへの参加を支え、教育と雇用の結びつきを発展させることが目標として記載された。

■ゼロ・エミッション目標

グリーントランスフォーメーション(GX)との見出しで2053年実質ゼロ・エミッション目標を更新した一方で、廃棄物のリサイクル割合を2035年に60%、2053年には70%に引き上げると目標づけた。
文書の末尾で、AKPの次の四半世紀のビジョンではトルコが高付加価値製品の生産やデジタル主権、強力な国家能力、予想できる法律やGX分野での「変革をリードする」国家となることを目標とするとして締めくくられた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:伊藤梓子
記事ID:62671