何百人ものクルド語教員、任命待ち
2026年10月05日付 Medyescope 紙

マルディンで暮らすメフメト・ベヤズ氏は、クルド語教師になることを待つ中、石工として生活費を稼いでいる。任命の定員に限りがある一方、クルド語の授業を選択する何千人もの学生も授業を受講できない。メフメト・サリフ・バティルハン氏は、メフメト・ベヤズ氏の物語を説明した。
マルディンで生活しているメフメト・ベヤズ氏は、クルド語について大学院で勉強しながら、石工として生活費を稼いでいる。クルド語教師向けに開かれる定員が限られているので、彼のような多くの卒業生が自分の専門外で働いている。
マルディン県ミドゥヤト市でメフメト・ベヤズ氏は、石を削っている。お茶休憩では、カバンからクルド語の本を取り出している。マルディン・アルトゥク大学クルド言語文学の教育を受けているベヤズ氏(34)は、大学院修士課程で教育を続けている。彼は教師を希望しているが、子供の生活費を稼ぐため石工をしている。
「学部時代は学びながら、生活費を稼ぐために石工をしていた。その時働かなければ、学校を卒業することができなかった。」と述べたベヤズ氏は、今日も教育を続けるために同じ仕事をしていると説明した。
「私は生活費を稼ぐために石工をしている。しかし、本来の目的は自分の言語に奉仕することである。」
ベヤズ氏は、現代文学とクルド小説について研究を行い、小説を書くことも目的としている。職場の休憩で読んでいる本を職場の友達に紹介し、機会を見つけては、彼らにクルド語を教えている。
■定員は1桁に減少
ベヤズ氏が経験している状況は、クルド語教育を受けた卒業生の雇用問題を可視化している。報道から集められたデータによると、クルド語教職課程を約847人が卒業した。しかし、この数字は、卒業生の全員が今日任命を待っているという意味ではない。
クルド語教師向けに2023年に50人の定員が開かれた。この数字は、2024年に10人、2025年と2026年は6人に減った。クルド語教師イニシアテイブのスポークスマンであるエミン・アイ氏は、定員が限定的なことが多くの卒業生を別の仕事に送り込んでいると述べた。
アイ氏によると、自分の専攻分野で働けないことは、クルド語に関する卒業生たちの生産性も難しくしている。
「朝から晩まで働いている。家に戻った時に疲れている。1冊の本、1つの論文も読むことができない。1文も書くことができないでいる。」
■授業を選択したすべての学生が授業を履修できない
教員の雇用は、選択制のクルド語授業を希望する学生たちがクルド語の授業を履修できるかにも関わる。アイ氏が国民教育省[のデータ]に基づき伝えた情報によると、5万9800人の学生が授業を選択したが、実際は3万6000人が授業を履修できた。同氏は、一部の学校では十分な数の教師がいないという理由で授業が開講されなかったと述べた。
[石工で稼いでいる]ベヤズ氏は、教室で授業を行う日を待ちながら、現場での仕事とクルド語の勉強を続けている。「石工だけになるつもりはない。」としてこう述べる。
「クルド語小説について学問的視点と文学的視点から研究をするつもりだ。」
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翻訳者:新井慧
記事ID:62863