ボアジチ大学で学食値上げに抗議活動
2026年10月09日付 Cumhuriyet 紙

ボアジチ大学で食堂料金が短期間で3度目の値上げとなり、50リラから85リラになったことに反対する学生らは、料金を払わずに食堂のターンゲートを通過し食事を配布した。抗議活動の後、キャンパスに数百人の警官が派遣され、数人の学生については懲戒調査が行われる予定だと発表された。
大学で学生が食事をする権利、上がり続ける食堂料金と生活費が長期間にわたって議論される中、ボアジチ大学の食堂料金が立て続けに値上げされたことが学生たちの反響を呼んでいる。
学生たちは、食堂料金が短期間で3度目の値上げとなり、50リラから85リラになったことに対する抗議活動を行った。学生代表委員会(ÖTK)の呼びかけで一昨日の午後に北キャンパスの食堂に学生が集まり、抗議活動を行った。
抗議活動では、学生らは料金を払わずに食堂のターンゲートを通過した。その後、学生らは食堂職員のそばで調理帽を被りカウンターに立ち別の学生らに食事を配布した。
抗議活動の後、キャンパスに数百人の警察官が派遣され、多数の警備員も追加で招集された。抗議活動は昨日も続いたが、数人の学生に対し、ボアジチ大学のファズル・オンデル・ソンメズ副学長の署名付きで送られた、警備保安局の10月6日付の書面に言及されているEメールで、食堂のスムーズな営業を「妨害する性質の活動を行ったと認定された」ために懲戒調査が開始されたとの発表があった。同様の活動が繰り返された場合、新たな調査が開始されるということだ。
ボアジチ大学の学生1人あたりの食費は月7000リラを超えた。KYKの奨学金は4000リラだ。
■「食堂カードを読み込ませるとわかる」
当紙の取材に応じた教育組合イスタンブル第6大学支部長のシェノル・ソルム氏は、この議論が直近の値上げだけに関するものではないと指摘し、大学の透明性、参加、監督のメカニズムが徐々に失われていると述べた。
ソルム氏は、以前は食堂料金の値上げが議題に上がると関係する組合との面談を行い、最低限1回の交渉の場が用意されていたと語り「今日ではこのようなメカニズムを議論できない」と述べた。ソルム氏は、大学職員の食費は給与から天引きされていると明かし、多くの職員が1回の食事にどれほどの金額を払っているか知らないと述べた。ソルム氏は、学生たちは食堂でカードを読み込ませた時に値上げを知ると述べ、整理され明確な形での通知がなされなかったと明らかにした。
ソルム氏は、特に朝食メニューが昨年よりも簡素化されたことについて学生や職員からクレームが来ていると述べた。
ソルム氏は、これまで活動レポートに記載されていた食事の数が2025年のレポートには記載されていなかったことに触れ「学生に十分な量かつ健康的な食事を提供することは、我々からすると恩恵や商業サービスではなく、公共教育の権利の不可分の一部だ」と述べた。
■「深刻な規模の問題」
ソルム氏は、世間では数兆リラ規模のファンドに関する議論が続いている中、学生たちの食事が公費への配慮という観点で問題になっていることを批判し「ここには深刻な規模の問題がある」と述べた。ソルム氏は、キャンパスに数百人の警官が派遣され、数十人の警備員も追加で動員されたことに触れ、この治安部隊の組織も公費の支出を招いていると指摘した。
ソルム氏は、問題は大学の運営側と学生の対話で解決可能だと主張し「片方では学生の食事一皿について公費からの支出だという議論を進めながら、なぜもう片方で数百人の警官がキャンパスに派遣する財源には触れないのか?」と問うた。
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翻訳者:神谷亮平
記事ID:62877