シーラーズで爆発事件発生:原因はいまだ不明
2008年04月14日付 E'temad-e Melli 紙

土曜日夜21時15分、「ラフプーヤーネ・ヴェサール」協会による週の定例集会が行われていた最中、シーラーズのホセイニーイェ「セイエドッ・ショハダー」で発生した激しい爆発の原因は、いまだ謎に包まれたままとなっている。

 少なくとも12人が死亡、202人が負傷したこの事件の原因について、司法・治安関係者らが調査を続けているが、この爆発事件が故意によるものか、それとも事故によるものかをめぐっては、地元当局者や関係者らは互いに異なった見解を示している。

 シーラーズ選出のある国会議員によると、ラフプーヤーネ・ヴェサール文化センターでは毎週土曜日、日没及び夜の礼拝の後、3千人から4千人の出席者を集めて、ホッジャトルエスラーム・アンジャヴィーネジャードによる倫理の講義が行われており、事件当日の21時15分、このホセイニーイェの端の部分で爆発が発生したという。

 モハンマド・ナビー・ルーダキー議員は、この集会には2〜3千人の若者が出席していたと言い、さらに次のように証言した。「ホセイニーイェの端には、軍事物資や爆発物などが展示され、殉教者たちを記念する祭壇が置かれていた。これらは集会が始まる前に、集まった人々に公開されていた」。

 国会の国家安全保障外交委員会の副委員長を務める同議員は、展示品の中には多くの砲弾も含まれていたとした上で、次のように指摘した。「今回の惨劇については、81ミリメートル砲弾が〔事故で〕爆発した可能性もあるし、〔何者かが故意に〕この81ミリメートル砲弾を爆発させた可能性もある。これらについては、現在専門家による調査が行われているところだ」。

 〔中略〕

 その一方で、内務省のアッバース・モフタージ治安担当次官は、メフル通信とのインタビューの中で、「土曜日の夜にシーラーズのホセイニーイェ・セイエドッ・ショハダーで起きた出来事は、偶発的に起きた事故であることに間違いない」と断言する。

 国家中央検察庁の治安・政治担当次官も、「国家中央検察庁は真の原因が判明するまで、シーラーズで起きた爆発事故について真剣に調査を続ける」と強調する。ナーセル・サッラージ次官はその上で、今回の事故は故意によるものではない可能性が高いと強調して、次のように指摘する。「ホセイニーイェ・セイエドッ・ショハダーの横には爆発物が格納された倉庫があり、このことから今回の事故は故意によるものではない可能性がある」。

 〔中略〕

 「間違いなく故意による爆破事件だ」

 治安関係者らがシーラーズのホセイニーイェ・セイエドッ・ショハダーでの爆発を故意によるものではないと強調する中、ラフプーヤーネ・ヴェサール協会の集会で講義をしていたホッジャトルエスラーム・アンジャヴィーネジャードはニュースサイト「アレフ」とのインタビューの中で、「ラフプーヤーネ・ヴェサールでの爆発は間違いなく、爆破事件だ」と述べている。

 アンジャヴィーネジャード師は次のように証言する。「爆弾は殉教者たちの祭壇が置かれた所の下で爆発した。祭壇は堀の部分から天井に向かって吹き飛び、屋根の一部が爆発の影響で崩れ落ちた」。

 〔中略〕

 アンジャヴィーネジャード師はその上で、次のように続ける。「一部の者は、この事件を事故であるかのように見せようと躍起になっている。そうすることで、市内は安全であるかのように偽ろうとしているのだ。しかし〔偽りの安全ではなく真の〕安全を確立することこそ、彼らの仕事ではないか」。

 「事故だった、などと言われているが、決してそうではない。殉教者たちの祭壇の上には、殉教者たちの手紙や形見などの他、戦闘で用いられた空の薬莢が置かれていた〔のであって、爆発性の砲弾が置かれていたのではない〕。このことは、爆発前の祭壇の様子を写した写真を見れば分かる」。

 アンジャヴィーネジャード師は爆破犯の可能性として、次のように指摘している。「これは諜報機関の仕事だが、今回の事件にはワッハーブ主義者バハーイー教徒が関わっているのではないかと、われわれは見ている」。

 同師はその上で、「爆発の直前、見知らぬ人物が包みを現場にもってきて、足早に立ち去っていった姿を目撃した協会の会員もいる。うち一人は不審に思って、その人物を追いかけていった」とし、「会員の中には、その不審な人物の似顔絵がきのできる者もいるだろう」と述べた。

 〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:13682 )