アフマド・ハータミー、「貞節とヘジャーブ」計画の適切な実施を要求
2010年05月16日付 Jam-e Jam 紙

内務大臣が今年の「貞節とヘジャーブ」計画を発表してから、およそ一カ月が経った。一部の関係者や専門家らは、この計画の実施とバッドヘジャーブな者たちへの取り締まりに、これまで以上に真剣に取り組みむよう、〔国に〕求めている。

 テヘラン臨時金曜礼拝導師のアーヤトッラー・セイエド・アフマド・ハータミーは社会における「貞節とヘジャーブ」計画の実施に関して、記者団を前に「我々は政府に対し、文化革命最高評議会で決められた貞節とヘジャーブの文化普及へ向けた施策を実行するよう、求めている」と述べた。

 同氏は現在の社会状況について指摘し、計画実行の加速化が必要であるとの認識を示した上で、「貞節とヘジャーブの文化普及へ向けた施策として、25の政府・非政府機関に対し、312の規定が設けられ、義務が定められた。政府はこの施策を〔真摯に〕実行しなければならない」と述べた。

 アーヤトッラー・ハータミーはまた、貞節とヘジャーブの文化普及に対して国民が特別の注意を払うことが必要だと強調し、「国民は家族レベルで、この重要事項に対して特別な注意を払わなければならない」と明言した。

 同氏はさらに、貞節とヘジャーブの文化普及に向けて、政府と国民が一致して努力することが必要だと強調し、「貞節はヘジャーブよりも大切である。というのも、ヘジャーブは服装の問題に立ち戻るが、貞節は親族以外の者たちへの接し方における純潔、親族と非親族は交わるべからず〔という教え〕、そして言葉における貞節、から成り立っているからである」と語った。

 ここ数週間、国会議員や宗教指導者らからは、社会の文化的価値・尊厳を守るためには、貞節とヘジャーブ計画の真剣かつ毅然とした実施が必要であるとする主張が聞かれるようになっている。

〔中略〕

つづく


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( 翻訳者:今屋麻依子 )
( 記事ID:19202 )