物乞いに重い罰金刑:テヘランの乞食対策として
2011年08月11日付 Jam-e Jam紙

 首都テヘランの物乞いをめぐる問題は、日々深刻さの度合いを増しているが、この問題を管轄する関係者や当局者たちはいまだ、効果的な対策を見出せずにいる。こうした中、テヘラン市福祉庁の副長官(社会サービス担当)は、効果が上がることを期待して、物乞いに対し重い罰金を科す方針であることを明らかにした。

 レザー・ジャーギリー氏はファールス通信とのインタビューの中で、逮捕された物乞いたちに対して罰金を科す方針であることを明らかにし、「逮捕された物乞いからは、所持金の90%を徴収する」と述べた。

 また同氏は第1、2、3、5、6地区にとりわけ多くの物乞いがいるとして、「巡回部隊を増やす予定だ。これらの地区に対しては、この件で対策を講じるよう求めている」と述べた。

 同氏は物乞いを検挙するための電撃作戦も行ってきたと述べ、「これまでに900人の物乞いが検挙され、施設へと送られた。彼らには司法の判決が下され、その執行に必要なフォローアップも行われる予定である」と述べた。

 ジャーギリー氏によると、判決によっては放免となる者もおり、また一部の者は罰金刑が科されることもあるという。

 ジャーギリー氏は「多くの場合、物乞いたちは再び市内へと戻ってきてしまうが、我々としては彼らにとって物乞のしづらい、居心地の悪い状況を作ろうと努力しているところだ」と説明した。

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(翻訳者:山﨑さくら)
(記事ID:23679)