看護師制度機構、海外への看護師派遣に関する詐欺的な宣伝について警告
2012年01月04日付 Jam-e Jam紙

【社会部:マストゥーレ・バラーダラーン=ナスィーリー】海外での就職のために、国内の看護師たちが移住するケースが近年増加しており、国際職業紹介機構の理事長が最近になって、トルコへのイラン人看護師の派遣が2千名に上ることを公表するまでになっている。

 メフルダード・エイユービー氏は、トルコへの看護師の派遣が今年2千名に達したことで、様々な分野での労働力派遣をすべて含めれば、その数は7千名にも上るだろうとの期待を表明した。

 こうした発表の一方で、国家看護師制度機構の広報サイトは同機構の理事長の発言を引用し、国外での就職に関して看護師らをミスリードするような宣伝が見られることについて、警告を発した。

 ガザンファル・ミールザーベイギー氏によると、最近、トルコやイギリス、その他の国々への看護師の派遣について、未承認の宣伝が大々的に派手な形で繰り広げられている様子が散見されるという。〔‥‥〕

 看護師制度機構の発表によると、〔国外での職を看護師に斡旋する〕こうしたセンターは、ときに看護師らをエイズのような危険な伝染病〔ママ〕を看護させる場合があるとのことだ。〔‥‥〕

海外での看護師就業に関する統計、存在せず

 あらゆる証拠が看護師の国外移住の増加を示し、また国際職業紹介機構の理事長によれば、イラン暦90年〔2011/2年〕だけで2千人がイランを出国したとされるものの、しかしこうした移住に関して〔正確な〕数字はまったく存在しないのが現状だ。

 看護師協会のモハンマド・シャリーフィー=モガッダム事務局長も、これに関する統計がないことを確認し、ジャーメ・ジャム紙に「統計は存在しないが、ほとんどの看護師は個人で出国に向けたアクションを起こすので、看護師の移住に関する〔正確な〕数字は容易に把握されるものではない」と証言する。

 同氏によると、看護師の移住経路は職業斡旋センターのみにとどまらず、思い切った言い方をすれば、〔海外移住する〕看護師の70パーセントは個人で出国に向けたアクションを起こしているという。

 シャリーフィー=モガッダム氏はその上で、「イラン人看護師の労働への需要がある国の殆どは、特定のサイトをもち、〔移住を希望する〕看護師らはこうしたサイトを参照し、必要事項をフォームに入力することで、移住に向けた行動を起こすことができるようになっている。そのため、職業紹介所を利用する必要は必ずしもないのだ」と付け加えている。

〔‥‥〕

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(翻訳者:8410105)
(記事ID:25144)