15歳で化粧:イラン人の化粧品にかける年間費用は20億ドル(2)
2012年06月21日付 Jam-e Jam紙

 統計によると、現在化粧品の購入費はイラン人家庭の家計の10~15%を占めている。世界の統計によると、先進国における化粧品の主な購買層は40歳以上の女性であると考えられているが、しかしイランでは22~24歳群が化粧品を最も多く消費している。多くの専門家によれば、化粧品、それも消費期限の切れたものや偽ブランドの密輸が横行している背景には、近年の化粧品消費のこうした加速的な活発化があるのである。

統計は何を物語っているか?

 カナダ輸出センター付属国際研究所は2007年の報告のなかで、イランにおける化粧品の輸入額を約12億ドルであると推測し、イギリスのある研究機関はその額を約20億ドル、そしてEU付属の国際市場調査センターは21億ドル程度と見積もっている。

 また、テヘラン及びその他の国内の主要6州の州都に住むイラン人女性を対象に行われたフィールド調査によると、15~45歳までの都市部在住の女性たち(イラン統計センターの推測によると、1389年〔西暦2010年〕の彼女たちの人口は約1400万人にのぼる)は、月平均1万2千トマーン〔約800円〕を化粧品の購入に費やしているという。もしそうであるならば、1年間の消費金額は合わせて21億ドルであると推測され、我が国は中東における化粧品市場の29%を占めていることになる。

 ユーロモニターの報告によると、中東における化粧品消費額の総額は2008年には約72億ドルで、年平均約8%の成長を遂げており、この地域の成長率は東欧に次いで最も高いという。また、中東の全消費額の約29%はイラン人女性が占めているとのことだ。

 この報告によると、イランは21億ドルでサウジアラビアの22億ドルに続いており、世界の化粧品消費の第7位にいるという。

 またこの数字によれば、イラン人女性一人あたりの化粧品消費額は年間150ドル(15万トマーン)であり、中東女性の一人あたりの消費額は約36ドル(3万6千トマーン)であるという。イラン人女性は主に中国製品を使用しており、より信頼のおける品質や成分のヨーロッパ製やアメリカ製のブランドの市場シェアは、イランでは価格が高いという理由で、10%以下と推測されている。残念ながら、成長を続けるこの巨大市場における国内の生産者のシェアは、取るに足らないもので、多く見積もっても5%程度と考えられている。

つづく


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(翻訳者:8409088)
(記事ID:26859)