異性との交際、低年齢化:「化粧の理由はキレイじゃないから」(1)
2012年07月19日付 Mardomsalari紙

 アッラーメ・タバータバーイー大学心理学グループ部長は、ここ数年で異性との交際年齢が11歳にまで下がっていると指摘した上で、「こうした関係は〔男女間の〕情緒的な問題から、性的な問題、さらには複数人との交際といった問題へと発展している」と述べた。

 メフル通信によると、アッラーメ・タバータバーイー大学心理学グループ部長を務めるゴルザーリー氏、ならびにテヘラン市内の各大学で指導員や相談員を務める女性らの出席のもと、「少年少女交際分析会議」がイスラーム文化教育研究所で開かれた。この会議では、国内の各大学に勤める相談員や宗教指導員たちによって、異性との交流に接した際に学生たちが直面するさまざまな問題について、所属する大学の男女学生らとの対話・相談における自身の体験を踏まえた報告が行われた。

 ヴァリーアスル工科大学で相談員を務める人物は、次のように報告している。

女子学生のなかには、家族に男の兄弟がおらず、どのように異性と話をしたらいいの分からないので、ボーイフレンドが欲しいと訴える学生がいます。その一方で男子学生にとってガールフレンドを求める目的は、時間つぶしにすぎないのに対し、女子学生の方は彼との結婚を頭のなかに思い描いていたりするのです。

 アーザード大学シャフレ・レイ分校で指導員をしている人物はこの会議のなかで、〔女性の〕見た目に対する男性側のこだわりが強くなっていることについて指摘している。

私たちのところに相談に来る女子学生たちはたいてい、「私たちの大学にいるキレイな女の子たちはみんな、すでに結婚しているわ。でも私なんかはキレイじゃないから、注目を浴びるためにも、化粧が濃くなってしまうの」などと言ってきます。確かに、最初のうちは〔女性を選ぶ〕基準は見た目じゃない、などと言う男性も中にはいるかもしれませんが、それは最初だけで、男の人の選択基準は間違いなく見た目なのです。なかには、「キレイな女の子と知り合ったせいで、夫から離婚を求められるようになった」と訴える女子学生もいます。こうしたことが、見た目がそれほどでもない女子学生の間での、自信の低下を招いているのです。

 この指導員によると、「現在、男性の側の見た目への拘りが強くなっていることは、周知の事実。しかし私たちは女子学生たちの相談に対して、『あなた方には他の能力がいくつもあるのだから、それを伸ばすべき』とアドバイスするようにしている」のだという。

 この相談員はまた、次のように指摘している。

残念なことに、本やテレビ番組では、結婚の基準についてきちんとした教育が行われていません。私たちは、どんなことならしても良く、どんなことはすべきではないのか、その振る舞い方を、女子には指示しますが、男性の在り方、振る舞い方については、社会のなかでまったく議論もないし、プログラムもないのです。

つづく


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(翻訳者:8410105)
(記事ID:27150)