「整形手術で死亡」の噂の虚実:整形手術の危険性を考える(1)
2013年01月26日付 Mardomsalari紙

 今や、鼻の整形手術から脂肪吸引手術(リポサクション)にいたるまで、さまざまな美容整形手術に手を出す人が日に日に増えている。しかしこうした中、ときおり耳にするのが、手術で誰かが命を落としたという噂である。

 人々を美容整形手術へと促すのは、より美しくなりたい、自信をもちたいという感情だ。その一方で、専門家の中にはイランを美容整形手術、特に鼻や顔の整形手術のメッカと考える人もいる。一部の統計によれば、医療上の訴えの約5割が、美容整形手術や整形外科、背を伸ばす手術、体型を細くしたり肉付きを良くさせたりする手術、頬の形を整える手術などの美容に関連するものであるのも、恐らくそのためだろう。

 「整形手術特殊専門病院」の院長を務めるアブドルジャリール・キャラーンタル=ホルモズ医師がイラン暦ホルダード月15日〔西暦6月4日〕に述べたところによると、イランでは美容整形手術による死亡例が年間3〜4例存在するという。ただし、一部の非公式な統計によれば、この数字はもっと高いともされている。

 こうした数字が示すのは、この種の手術が首尾よく行われるためにも、それについて必要な情報が患者に提供されるべきではないか、ということである。

麻酔から目を覚まさぬ患者たち

 数週間前のこと、一部のメディアはある若者が鼻の整形手術を行った後、変死を遂げたとのニュースを伝えた。同じようなニュースはときおり繰り返されており、こうしたことが美容整形手術は人間の命を犠牲にしうるとのイメージを、一般市民に植え付けている。

 テヘラン医科大学の麻酔班長はこうした事例について、イラン国営通信(IRNA)の社会部記者に対し、「麻酔には副作用があり、それは脳や腎臓、心臓、呼吸器系の病気や、メタボリック(代謝)症候群、糖尿病をはじめとする内分泌系の病気などの基礎疾患を有している人に、特に発生しやすい」と指摘する。

 アターバク・ナジャフィー医師はさらに、「これらの患者は麻酔をする前に入念な検査が必要であり、使用される麻酔薬についても十分な注意が求められる」と付け加えている。ただし、同氏によれば、一般の人も麻酔による副作用にかかることがあり、例えば麻酔薬にアレルギーを示す可能性があるという。

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つづく


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(翻訳者:8408114)
(記事ID:29082)