マカーレム=シーラーズィー「衛星放送によってムスリム家庭に各種の堕落が流入」
2013年06月23日付 Mardomsalari 紙

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー閣下は、「敵は衛星放送を使って、ムスリムの家庭に各種の堕落をもたらそうと躍起になっている。しかしわれわれが認識すべきは、最後には神の約束が果たされ、勝利は《真理〔=神〕の戦線》のものとなるだろうということである」と述べた。

 イスラーム神学校通信の報道によると、アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィー閣下は、ゴム州にある各モスクの文化芸術協会による「余暇計画」の開会式で、イスラームならびにイランに対する西洋の文化的攻撃について触れ、「今日、真と偽〔=神とその敵〕の間の戦いは激しさを増しており、敵の道具も進歩している」と述べた。

 同師はモスク芸術・文化協会の活動に着目し、「神の支援・関心は、これらの協会で誠実に働く者たちに与えられるだろう。イスラームでは、何時もジハードが止むことはない。たとえそれが軍事的な形態を帯びたり、文化的形態を帯びたり、はたまた肉欲に対するジハードになったりすることはあっても、である」と語った。

 マルジャエ・タグリード(シーア派の宗教最高権威)である同師は、モスク芸術文化協会による「余暇計画」の重要性について、「仕事や勉学から解放された余暇の時間こそ、特に過ちが起きる時であり、悪魔はそれを利用する。それゆえ、スポーツや、宗教的・コーラン的な内容に満ちた芸術・文化プログラムによって、悪魔の攻撃に対抗する必要があるのである」と述べた。

〔‥‥〕

Tweet
シェア


関連記事(治安維持軍総司令官「結婚の減少は西洋風の生活スタイルの結果」)
関連記事(治安維持軍副総司令官「イラン人家庭の余暇は衛星放送やインターネットによって管理されている」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8411091 )
( 記事ID:30627 )