最大規模の反米デモ、行われる:声明文、核交渉チームへの支持を表明(下)
2013年11月05日付 Jam-e Jam紙
「支配を拒否し、世界の抑圧と闘う」鐘が鳴らされるシーン(写真は2年前のもの。http://www.bahabad.gov.ir/c/portal/layout?p_l_id=PUB.1462.1より)
「支配を拒否し、世界の抑圧と闘う」鐘が鳴らされるシーン(写真は2年前のもの。http://www.bahabad.gov.ir/c/portal/layout?p_l_id=PUB.1462.1より)

 昨日のデモ行進の終わりに、「神の日アーバーン月13日反抑圧全国デモ」の最終決議文が読み上げられた。この決議文の一部には、次のようにある。「勇敢で誇り高きイスラーム的イラン人民は、覇権体制と闘争する自らの革命的行動を誇ると共に、アメリカを大悪魔であり、イラン国民にとってナンバーワンの敵と見なす者である」。

 アーバーン月13日のデモ行進に参加した人々はまた、次のように指摘している。

ヴェラーヤテ・ファギーフ(法学者の監督)を中心とし、革命最高指導者の賢明なる意志と指導を軸とした国民的団結・連帯・統一こそ、イスラーム革命継続と体制の崇高なる理念追求を保証するものであり、イスラーム革命の敵たちの悪魔的戦略・シナリオの挫折の要因であると、われわれは考える。そしてわれわれは、それが社会の人々の間で全面的に深化・強化され、戦略的原則として国の責任者・指導者の関心を集めることが必要であると強調する。

 この声明文は、さらに次のように続けている。

勇敢で聡明、かつ最高指導者の指導に忠実なイスラーム的イラン国民は、核の平和技術の利用を自らの合法的かつ当然の権利であると考えている。そして同国民は、《英雄的柔軟性》の戦術の下、《名誉と知性、そして国益》の原則に立って5+1グループと核協議を行っている、政府の外交政策の新たなアプローチを支持すると共に、いかなる交渉であれ、自国の権利と利益は取引の対象とはならないと考える者である。

アーバーン月13日の偉大なるデモ行進に参加しているわれわれは、アメリカをはじめとする5+1グループと核協議を行っているセンシティブな状況下において、ムスリムらの後見人にして革命の偉大なる指導者〔であるハーメネイー最高指導者〕の〔核兵器をハラームと宣言した〕ファトワーこそ、最も重要な国の「信頼醸成」措置であると考える。われわれはこれまでの歴史的過ちに対するアメリカの即時の謝罪を求めると共に、不正なあらゆる制裁を包括的かつ完全に撤廃することが、イラン国民の信頼を引きつける最低限の行動であると考える。

「アメリカに死を」は反抑圧主義のドクトリンを反映するもの

 デモ行進参加者らは決議文の別の箇所で、次のように述べている。

勇敢で誇り高きイスラーム的イラン人民は、覇権体制と闘争する自らの革命的行動を誇ると共に、アメリカを大悪魔であり、イラン国民にとってナンバーワンの敵と見なす者である。同人民はまた、「アメリカに死を」のスローガンはイスラーム革命の反抑圧主義ドクトリンの反映であり、それが国内、地域、そして世界に広まることは、〔イランの〕国民力〔の高さ〕とイスラーム共和国の戦略の深さを示すものであると考えている。イラン国民の正当なる権利が実現し、抑圧的で信頼に足らぬ、約束破りの米政府による、人類社会に対する不正なる政策が終わりを告げるまで、「アメリカに死を」という戦略的スローガンは〔イランに〕国民的団結をもたらし、イスラームの祖国における反米抵抗戦線の〔アメリカに対する〕嫌悪の念を明確に示すものであり続けるだろう。

〔‥‥〕

ジャリーリー「我が国民は交渉チームを支持する」

 国家安全保障最高評議会の前書記で、核交渉の責任者を務めたサイード・ジャリーリー氏は昨日、アーバーン月13日の演説者として、イランの核交渉チームに対する支持を強く訴えた。

 同氏は在テヘラン・アメリカ大使館が占拠されたアーバーン月13日の出来事について触れ、「スパイの巣窟の占拠は、革命が正しい道を歩んでいることを示すものだった。それは独裁者にだけ気を取られることなく、その独裁者を支持していた者たち、相も変わらず〔イランを操らんとする〕自らの目標を追求していた者たちにも注意を向け、国の独立と自由を阻害する主要因に攻撃の矛先を向けたことを示すものだった」と述べた。

 ジャリーリー氏は「アメリカに死を」のスローガンは一つとのシンボルだと強調した上で、〔‥‥〕「敵は抑圧諸国に対するわれわれの団結を、国内対立に変えようと全力を尽くしている。しかし彼らが知らねばならないのは、我が国民は政治的多様性にもかかわらず、抑圧諸国に対する闘争では一致団結していること、アメリカの敵対的政策に対しては一つにまとまっているということであり、体制、そして〔核〕交渉チームを支持しているということである。それは〔イラン〕国民の権利と価値を守りながら、それに相応しい力を手に得るためである」と付け加えた。

 同氏は続けて、我が国民の偉大さの特徴の一つとして、敵のペテンに対する抵抗力を挙げた上で、「彼らは国民の間に対立をもたらそう、アメリカの敵対的政策に抵抗する我が国民の団結を色褪せたものにしようとしている」と指摘した。

 なお、昨日は「世界の抑圧と闘う国民の日」に合わせ、全国の学校では「支配を拒否し、世界の抑圧と闘う」鐘が鳴らされた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:白糸台国際問題研究所)
(記事ID:31951)