インターネットを利用して結婚するのは若者のわずか2%:婚活サイトは大儲け
2013年11月10日付 Mardomsalari紙


 国会調査センターの報告書によると、イラン国内の結婚でインターネットを介して成立したものは全体のわずか2%とのことである。その一方で、昨今婚活サイトが広く普及している。

 ハバル・オンラインの報道によると、若者たちにとって結婚は、就職に次いで最も大きな心配の種である。そしてこの心配ごとは、晩婚化の進行によって、当然のように年々「老齢化」している。

 他方、イランでインターネットの普及が進んだこの10年間に、若者の男女関係も新たな様相を呈するようになっていることも事実である。まずはじめに、チャット・ルームがイランのネット利用者を引きつけた。次にオルカット(orkut)や他の類似のバーチャル・コミュニティが登場し、そして現在はフェイスブックである。しかしこうした仮想世界の周辺で、イランでは婚活サイトが独自の顧客を獲得している。〔‥‥〕

 社会学者や家族問題の専門家らの多くは、インターネットを介した結婚はイランでは益よりも害の方が多いとの見方を示している。もっとも、これらのサイト運営者たちは、自分たちの目的は若者たちの結婚を促進することにあると主張しているのだが。こうした事態に、国会調査センターも調査に乗り出している。

 1392年アーバーン月8日〔西暦2013年10月30日〕に公表された国会調査センターの報告書には、次のような記述が見える。「結婚相手を探すためのこうしたやり方は、結婚を促進させる可能性をもったものへと化けることもあり得るが、しかし〔利用者に対する〕教育が行われていなかったり、監督が行き届いていなかったり、仮想的な環境の下で生まれた〔男女〕関係には持続性が欠けていたり、〔利用者への〕必要な助言が欠如していたりといった問題によって、〔‥‥〕実際には結婚制度を脅かすものとなっているのである」。

 報告書によると、大半の婚活サイトが単なる友達探しの場にすぎず、残念ながら、道に外れた〔男女〕関係を生みだす場となっている場合すらあるという。一方で、個人情報の売買〔を仲介させる〕だけで、時として数十億〔トマーン、日本円で10億トマーンは約3300万円〕もの利益を上げている者もいる。〔‥‥〕

 国会調査センターの報告書に述べられているように、イラン統計センターの統計によると、イランのインターネット利用者全体のうち、640万人(58.1%)が男性、460万人(41.9%)が女性である。また1389年〔西暦2010/11年〕にイランでは男性の16.6%、女性の12.7%がインターネット利用者だった。利用者の54.5%が高等教育を受けており、34.9%が高卒だった。

 若者の人口比率の大きなイラン社会では、インターネットの利用は友達探し、そして異性交流へと特に向かいがちだ。当然、友達探しサイトが最も訪問者の多いサイトの一つに名を連ねている。

 コンピューター犯罪に詳しいモオメニー・ナサブ氏は、銀行のデータを根拠に、ある友達探しサイト運営者が個人情報の売買で得る一日当たり収益が1200万トマーン〔約40万円〕に上ると推計している。

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(翻訳者:3413001)
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