アカデミー製の《代替語》を使うべき(2):不必要な外来語は取締りの対象にも
2014年01月09日付 Hamshahri紙


 ペルシア語言語文学アカデミーのハッダード=アーデル所長は発言の中で、同アカデミーの単語選定部門において、外来語に対して検討された[ペルシア語起源の語彙・語彙素に基づく]《代替語》 の数は、約8万語に及び、うち認定された単語数は4万5千語であったと明かした。

 同所長はまた、ペルシア語の役割と重要性、その地位について次のように述べた。

ペルシア語は、我々イラン人のアイデンティティの主柱の1つであり、もし我々が「イラン国民とは、何を意味するのか」「他の国民と区別されうる、どのような特性を有しているのか」と誰かに問われたなら、我々の答えはこうである。

「第一に、我々はムスリムの国民であり、イスラームと我々の信 が我々のアイデンティティとなる重要な柱である。しかし、イスラーム以外にも、我々のアイデンティティとなっているもう一つの重要な柱がある。それは、ペルシア語とペルシア語による古典文学である。」

 同氏は続けて「ペルシア語は我々の祖先から数千年に渡り、より豊かでより優美なものとなってきた」と述べた上で次のように明かした。

我々は以下の点に注目すべきだ。ペルシア語が学術言語たらんとするとき、それは英語、フランス語、ドイツ語になんらひけをとらない。〔ペルシア語は〕世界の生きた重要な言語に即した形で学術言語たりうるし、我々のあらゆる必要性に応え得るのだ。むろんそれは我らがその価値を知り、尊重している場合においてである。ペルシア語は、ある時期にはバルカン半島から南インドまで広がりを見せていた言語なのだ。

 ハッダード・アーデル所長は同時に次のようにも述べた.

ペルシア語はインドの30の王朝で千年もの間、公用語であった。インド半島に現存するペルシア語写本は、イランの公立図書館所蔵や私蔵写本の二倍にも及ぶ。

 サアディー財団会長でもあるハッダード=アーデルは、ペルシア語に対する無関心の根は深まっているとみなした上で次のように述べた。

私の見解では、ペルシア語に対する無関心の原因は西洋から輸入された文化に対し、自らのアイデンティティを喪失していること である。我々は自らの言語を持っているのだから、外来の単語を使う必要がない所で、それらを使用するべきではないのだ。にも関わらず、街の壁やシャッターが、外国の言葉や単語で汚されているのがそこここに見られるのは、非常に残念なことである。

〔…〕

 同所長は、この現象[人々がローマ字で書かれた商品をより良いものと思って買いたがり、売り手もその点につけこんで儲けようとしていること]のもう一つの原因は自らの国民性、言語、故郷への無関心と、人々の間違った習慣にあるとして、次のように述べた。

この問題を予防する手段は、ペルシア語に対して敬意や愛着をもたない店舗から、人々が商品を購入しないことである。

 ハッダード=アーデル所長は、ペルシア語以外の単語を名称として使用している商業者や施設、商店を取り締まる現行の法律についても次のように述べた。

1385年〔2006年〕に可決された法律は、外国語の名称の使用を禁止しており、違反者には文書による警告、一時営業停止、営業許可の取り消しなどの罰則が定められている。


Tweet
シェア


つづきを読む
関連記事(「「ポリース(警察)」の代替語、ペルシア語では作られず」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:8410068)
(記事ID:32593)