生涯独身者の予備軍、女性は男性の3倍:130万人中、98万人が女性(下)
2014年01月28日付 Jam-e Jam紙


一人暮らしという名の危険

 生涯独身を貫くことの危険性に対し、われわれの社会では然るべき形で真剣に注意が払われていないのが現状だ。というのも、国の多くの関係者たちが、この問題は新しい問題であり、これまでこの件についてしっかりとした研究が行われていないと指摘して〔、対策を講じることに消極的になって〕いるからだ。

 アジア太平洋人口研究センターの学術委員のモシュフェグ氏は次のように指摘している。

一人暮らしは多くの悪影響をもたらす。社会学的な研究によれば、こうした人は既婚者よりも精神的・人格的な困難をより多く抱えることが多いという。例えば、独身生活を送っている人には自殺の可能性が高いといわれている。こうした例だけでなく、生涯独身を貫くことがもたらす、その他の社会学的、心理学的、人口学的な負の影響についても看過すべきではない。

 モシュフェグ氏はさらに、

他方、こうした問題がわれわれの社会に発生する原因の一つとして、伝統的社会から近代的なそれへの移行があると言えるだろう。これらは社会に新たに現れた問題である。もしかしたら過去にもあったのかも知れないが、しかし〔きわめて事例が少なかったので〕誰もこのことに注意を払わなかったのである。

その一方で、この問題には解決策が存在する。社会工学によって、この問題がもたらす負の影響を阻止することが可能なのである。確かに社会的変化の中には不可避のものも含まれているのは事実だが、しかし若者への社会的・経済的サポートによって、ある程度社会に与える負の影響を抑えることは可能だということを、忘れてはならない。

もう一つ忘れてはならないのは、社会問題にはさまざまな側面があり、その解決には時間がかかるということである。こうした理由から、問題のコントロールにはタイムリーな行動が必要なのである。

 と続けた。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:32817)