メスバーフ=ヤズディー師、政府の文化政策の一部を再び批判
2014年05月03日付 Jam-e Jam紙

 イマーム・ホメイニー教育研究所長のアーヤトッラー・モハンマド・タギー・メスバーフ=ヤズディーは、国の〔イマーム・ホメイニー〕救済委員会の責任者たちと面会する中で、「現代の我が国の若者世代は衛星放送やインターネットによって育てられており、好むと好まざるとにかかわらず、私たち自身の家の中にもこれら〔=衛星放送やインターネット〕が存在する。これら〔のもたらす悪しき影響〕を改めることのできる唯一のものこそ、宗教文化なのである」と批判した。

 ニュースサイト「エンテハーブ」が伝えたところによると、同師は次のように述べた。

我が国の最大の文化的逸脱は、イギリス、そしてアメリカやフランスの教育を受けた者たちがその元凶である。何故なら、彼らの思考・文化構造は、そういった国々の手でつくられているからだ。

 メスバーフ=ヤズディー師はさらに、次のように述べた。

彼らは次のように言う、「文化は自由でなければならない」、と。読みたい本は、何でも読んで構わない、ザフラー閣下の名にかこつけた集まりを開き、一部の者がそこで踊り出したって構わない、〔それを批判されたら〕踊っていた者たちは年少者だ、などと〔開き直って〕言ったって構わない〔※〕、というわけだ。

※訳注:預言者ムハンマドの娘で初代イマーム・アリーの妻だったファーテメ・ザフラーの生誕記念日に、ロウハーニー大統領の妻が女性たちだけの催し物を開き、そこで一部の者が(宗教的雰囲気に相応しくない)歌舞音曲を楽しんだとして、ロウハーニー政権に対して保守強硬派から非難の声が上がっていることを指す。これに対し、政権側は年端もいかない子供がつい踊り出したにすぎないと弁明している。

 イマーム・ホメイニー教育研究所長はさらに続けて、「たとえこの少女たちが踊らなかったとしても、文化には〔敵が侵略するための〕隙間が生じているのである」と述べた。

 同師は、こういった中で私たちが何をしているのか、しっかりと見極めねばならないと述べ、

中には次のように言う者もいる、「私たちは「中庸(穏健)」を旨としているのだ」、と。すべてが純粋なイスラームである必要はないし、すべてアメリカ文化に染まるべきでもない、それぞれの要素が少しずつ、あれやこれやから取り入れられるべきだ、そしてこれが「中庸(穏健)」というものだ、というわけだ。

 と付け加えた。

※訳注:ここで、メスバーフ=ヤズディー師はロウハーニー政権の「穏健(中庸)」路線を皮肉っている。保守強硬派の「精神的指導者」とされる同師にとって、イスラーム共和国体制は「純粋なイスラーム」の充溢した国でなければならない。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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