革命防衛隊総司令官「われわれが追い求めているのは革命の非保守的な防衛」
2014年05月01日付 Jam-e Jam 紙

 革命防衛隊総司令官は、同隊が追求しているのは、イスラーム革命の非保守的な防衛であるとした上で、「軍事・安保上の備え、特にミサイル能力の観点から言えば、われわれは極めて良好な状況にいる」と述べた。

 ファールス通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー司令官は革命防衛隊アーシューラー隊の司令官らを集めた会議で、

革命防衛隊のアイデンティティ・存在意義は、活発でみずみずしいこと、動的であること、革命的であること、最高指導者の指導に忠実であること、そして革命の前衛性を守ること、にある。革命防衛隊はイスラーム革命の原動力として動かねばならないというのは、そういう意味である。

 と述べた。

 同司令官は信仰の諸側面に集中し、正確な行動を心がけることこそ、革命的であり続ける唯一の道だとした上で、「非保守的な革命の防衛とは、まさにこのことを意味する。もしわれわれが自らの義務をしっかりと果たすなら、革命の途上に存在する障碍の多くは取り除かれるだろう」と付け加えた。

 革命防衛隊総司令官はその上で、

今日、職務の厳しさは「聖なる防衛」〔=イラン・イラク戦争〕のときよりも、ずっと大きくなっている。なぜなら今日、文化的侵略との戦いの場にとどまり続けることは、かつて以上の献身のレベルが必要とされるからだ。かつては、敵の侵略は領土や地理上の位置に対するものだったが、今や国民の信仰・信条に対するものとなっているのだ。

 と明言した。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:33824 )