ガーナ、イランによる農業投資を歓迎:9つの経済協力協定に署名
2014年05月07日付 Hamshahri 紙

【ハムシャフリー・オンライン:ファラフナーズ・ハーシェミー】
第5回イラン-ガーナ経済協力会議が、5月5日~6日の二日間、イランの主催で農業ジハード省にて開催された。

この会議では、農業、エネルギー、保険、保健、技術、学術、資本市場から海運にまで及ぶ各分野での2か国間の相互協力協定について検討された。最終的には9つの経済協力協定に両国が署名した。この会議の傍ら、アブドゥルラシード・ペルプオ農業相兼公共・民間部門協力担当副大統領顧問にインタビューした。

―食糧安全保障の確保に関わるイラン新政権の政策の一つが、ガーナを含むアフリカ地域における農業投資である。ガーナ側はイランの民間部門に対し、どのような支援を行うのか。
―我々としては、農業ビジネスを行い、この分野に投資をするイラン企業を歓迎し、多くの労働力を提供するつもりだ。実際、我々はイランの投資家に対しあらゆる形での支援を行う前向きな意思をもっている。

―どれくらいの農地を、イランによる耕作に提供することが可能か?
―イラン側が望むだけ提供する。米や綿、また一部のガーナ固有の作物を考えている。

―あなた方は会議において、イランのガーナ経済に対する投資について強調していたが、こういった投資が農業のどのような分野で行われることを期待しているのか?
―ガーナには、農業ビジネスのチャンスが多くある。イランの投資家の方々には、実際現地に赴いて、多くの分野への投資を検討していただきたい。

―農業分野でのイランとの協力における最優先事項は何か?
―イランは特に、農業インフラの開発に関して優れた技術を持っている。農地開発についても経験が豊富だ。我々は、イランにわが国の農業インフラの強化を支援していただきたい。ジュネーヴ会議での合意と(対イラン)経済制裁の解除によって、二国間の経済協力が加速することを期待している。


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( 翻訳者:8412102 )
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