革命防衛隊総司令官「革命防衛隊は人民の傍らで活動する国の守護者」
2014年05月25日付 Iran 紙


 革命防衛隊総司令官は、「革命防衛隊は人民の傍らで活動する国の守護者である」と述べた。

 ファールス通信の報道によると、モハンマド・アリー・ジャアファリー司令官は第82旅団の駐屯地で開かれたガズヴィーン州革命防衛隊イマーム・ホセイン大隊の集まりの中で、国防に向けた準備は革命防衛隊の最優先事項の一つであるとした上で、「現在の革命防衛隊は好ましい状態にある。この革命的組織は国防に向けた準備を強化する姿勢で動いており、国の守護者としてあり続けるだろう」と語った。

 革命防衛隊総司令官はまた、「今日、革命防衛隊が追い求めているのは、行政の組織的・官僚的枠組みを打ち壊すことである。各防衛隊員は自らの責務を、〔組織の枠を超えて〕最善の方法で全うしなければならない」と強調した。

 同氏はその上で、

今日の戦争は、領土・領海をめぐる戦争ではない。そうではなく、思想・信条をめぐる戦争なのである。敵はイラン・イスラーム共和国を〔属国として〕手に入れるために、人々の思想・信条に変化を及ぼそうと〔※〕投資を行っている。今日の思想戦は、人民勢力の参加によってのみ、遂行される。革命防衛隊はこの人民勢力の復興を模索しているのだ

 と述べた。

※訳注:「人々の思想・信条に変化を及ぼそうと」の箇所は、イラン紙の記事には省略されているが、その他の新聞の記事には、この表現が見られるので、補足して訳出した。

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:34028 )