外国人に売られるイラン人の腎臓
2014年07月20日付 Jam-e Jam紙

 ある医師が、イラン人の腎臓をブローカーを通じて外国人に売り渡している医者や病院があることを告発した。

 タスニーム通信が伝えたところによると、ベフルーズ・ボルーマンド医師は最近になって保健省によって立ち上げられた「臓器移植評議会」の重要性に触れた上で、次のように指摘した。

この評議会は正確な対策によって、臓器を売買し、一部の医師や病院が報酬を得るという恥ずべき違法行為を防ぐべきである。違法な手段によって行われているこうした行為は、国際社会における国の名誉を傷つけている。

 ボルーマンド氏はさらに、「この評議会がまずやるべきは、イラン人の臓器を外国人に売り渡すことが、違法行為なのか否かについて〔明確化させること〕である」と指摘した。

 腎臓・尿管を専門とするこの医師は、「現在の取り締まりや法規は、臓器移植で違反行為を犯している者たちを法的に取り締まるのに十分か」との質問に対し、「現在の取り締まりは、まったく十分とは言えない」と答えた。

 ボルーマンド氏は、腎臓をはじめ、臓器移植をめぐる闇取引は、いかなるものであれ防がれねばならないと強調した上で、

脳死者の臓器利用を拡大させるためには、そのための環境を整備し、啓発活動を行うことが必要だ。他方で、保健省も自分の国で臓器移植をすることのできる〔外国の〕者が〔イランで〕臓器移植を行うことを禁止するべきである。〔イラン国内で外国人への臓器移植手術が行われるとしても、〕外国人への腎臓の移植は、移植を受ける者〔と臓器を提供する者と〕は同じ国籍であるべきであって、イラン人の腎臓ないしその他の臓器が外国人の患者に移植されるといったものであるべきではない。

 と指摘した。

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:34800)