衛星放送・携帯電話・インターネットの悪しき三角形(1)
2015年01月14日付 Jam-e Jam紙

現代の通信機器は、家庭生活に入り込んだときからティーンエイジャーらを自らの虜としてきた

【ジャーメ・ジャム紙付録タペシュ3面:アリー・ジャザーイェリー】〔‥‥〕ここ数年で、社会的病理(社会問題)の被害者の低年齢化が起きており、20歳を下回わるようになっている。以下でお読みになるのは、心理学者で大学講師のアフサーネ・ニークラード博士とのインタビューである。

社会的病理とは何なのでしょうか?

社会的病理とは、望むと望まざるとにかかわらず、社会に生じてしまう問題のことです。人々の規範に沿った行動に混乱を生じさせ、社会に無規律な状態(アノミー)が発生する原因となるものは、すべて社会的病理であると言えます。こうした問題によって生じる害悪は、肉体的ないし精神的なものとなり得ます。社会的病理には様々な種類があり、互いに異なった性格を有していますが、しかし総体的に言えば、それらはすべて鎖のようにつながっています。性的逸脱、ホームレス、窃盗、麻薬中毒、自殺、失業、暴力行為などを、社会的病理の例として挙げることができます。

統計調査やメディアでの事件記事などは、社会的病理の低年齢化を示しています。この低年齢化の原因は何なのでしょうか?

衛星放送や携帯電話、インターネットといったマス・コミュニケーション・メディアが家庭生活に入り込むようになって以来、それはある意味でティーンエイジャーらを自らの虜にしてきました。社会一般の文化とは親和性のない暴力的な映画や下品な番組、誤った教育が家庭環境や社会、そして子供たちやティーンエイジャーらの意識に入り込んでいます。これらのメディアから得られる情報によって、子供たちやティーンエイジャーらの成熟年齢が通常よりも早くなっているのです。両親の共働きもまた、状況をさらに悪化させており、子供たちやティーンエイジャーらが家族不在の完全な自立状態の中で、日々不良行為を試そうとする原因となっています。〔‥‥〕

これらの子供やティーンエイジャーたちは、家庭環境の中に然るべきモデルとなる人がいないために、同年代の者たちに傾倒し、彼らの仲間になろうとします。こうした問題が、子供たちが通常よりも早く成熟し、早く社会に入り込む原因となっており、まさにこうしたことが、社会的病理の低年齢化をもたらしているのです。

つづく


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(翻訳者:NKMRR)
(記事ID:36670)