「神の使徒よ、我は汝に従う」在テヘラン仏大使館前で怒号(上)
2015年01月20日付 Jam-e Jam 紙

アフマド・タヴァッコリー「仏誌に対する襲撃事件は西洋の行動の帰結」

 フランスのシャルリーエブド誌に侮辱的な風刺画が掲載されたことを理由とする抗議集会が、在テヘラン仏大使館前で開かれ、「神の使徒よ、我は汝に従う」との怒号が響きわたった。

 タスニーム通信の報道によると、昨日(1月19日)、フランス大使館前に集まった集会参加者らは、口々に「神の使徒よ、我は汝に従う」、「神の預言者よ、我は汝に従う」、「我らは屈辱とは無縁」、「誰であれ、ムスリムの沈黙はコーランへの裏切り」、「フランスに死を」、「侮辱する者に死を」、「アメリカに死を」、「イギリスに死を」、「ダーイシュ(イスラーム国)、シャルリー、ご結婚おめでとう」などのシュプレヒコールを上げ、フランスの某雑誌上で行われた偉大なる使徒(ムハンマド)への侮辱に対する抗議の意思を表明、この問題を追求するようイラン外務省に求めた。

 昨日の抗議集会で演説を行ったアフマド・タヴァッコリー議員(テヘラン選出)も、「仏誌に対する襲撃は、西洋人の自業自得だ」と述べた。

 アフマド・タヴァッコリー議員は、「西洋は人権の守護者を名乗っている。国連の人権〔宣言〕では、信仰を保持することは自由であると表明されている。それゆえ、西洋人自身の主張によれば、信仰を保持することは自由である。よって、表現の自由の名の下で他者の信仰を侮辱することは、自身が言ってきたことと矛盾する」と指摘、さらに次のように続けた。

一部の者たちが某新聞〔社〕を襲撃し、あのようなむごたらしいことをしたとしても、それはあなた方自身の自業自得である。あるいは、この問題はあなた方自身が前もって作り上げた計画である。あるいは、〔シャルリー・エブド誌への襲撃が〕タクフィール集団によるものだとしても、彼らはあなた方自身が作った存在である。それゆえ、この問題はあなた方の自業自得なのである。

つづく


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( 翻訳者:ウズベク語秀子 )
( 記事ID:36757 )