マルスの男性、ビーナスの女性、そして離婚!(2)
2015年01月28日付 Jam-e Jam 紙

私と夫では考え方が違う

 夫と結婚して5年になります。しかし1年前から、彼と一緒の生活を続けることへの熱意や関心がなくなってしまいました。それというのも、私と夫の考え方には大きな違いがあり、どんな些細な問題についても、衝突してしまうからです。

 多くの場面で、問題への捉え方に違いがあるのです。例えばどんなことが礼儀で、どんなことが無礼にあたるのか、どんなことが個性と言え、どんなことがそうでないのか、どんなことが人への敬意ある態度であり、どんなことが敬意を失した態度なのか、といったことについてです。

 私にはタクシーに乗るときやお店に入るときに、「こんにちは、お疲れさま」と声をかける習慣があり、私の考えではこれはその人の礼儀作法や個性を示すものです。ところが夫はこのことを快く思っておらず、「お前はどうして〔赤の他人の男に〕こんにちはなどと声をかけるんだ?」、「何故店員なんかと話をするんだ?」、「もし何かあるのなら、私に言いなさい。私が彼に伝えるから」などと言ってくるのです。

 数日前のこと、私たちの子供が食事をとらず泣き続けたことをめぐって、私たちは口論になりました。夫は「声なんかかけなくていい。放っておきなさい。自分で食卓にくればいい」と言いました。私は「ダメよ。遅くなっちゃうんだから。寝る時間が過ぎちゃうわ」と言って、もう一度息子を呼びました。すると、このことをめぐって私に対して不機嫌になり、今では口も聞いてくれません。夫は私と話して、自身の希望を述べる代わりに、ふくれっ面をするばかり。彼の子供っぽい癇癪に、私はウンザリです。

 私は夫と別れたいと思っていますが、私にそれを思いとどまらせているのは、唯一夫が私のことを愛してくれているからです。彼は私のことを大変愛してくれています。彼と別れてしまえば、彼の愛も失ってしまうのではないかと考えると、私は恐怖と不安を感じてしまいます。というのも、他ではこのような愛情を見つけることはできないからです。

つづく


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( 翻訳者:大江匡 )
( 記事ID:36887 )