人工衛星「ファジル(夜明け)」を軌道に乗せることに成功
2015年02月02日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国防省傘下の企業の一つである「イラン・エレクトロニクス・インダストリーズ」社のスペース・プロジェクトのリーダーは、「人工衛星『ファジル(夜明け)』による地上との交信が、打ち上げ成功後の本日、確立された」と発表し、〔‥‥〕さらに「我々は人工衛星『ファジル』が次の任務を完璧に果たすことに、期待しなければならない」と説明した。
「ファジル」は、人工衛星「
オミード(希望)」、「
ラサド(観測)」、「ナヴィード(吉報)」に次いで、軌道に乗った4機目のイラン製人工衛星に数えられ、これらは国防省宇宙航空産業機構やイラン・エレクトロニクス・インダストリーズ社の専門家たちによって製造された。
〔‥‥〕
人工衛星「ファジル」を軌道上に乗せる役割を担ったのは、打ち上げロケット「サフィーレ・ファジル(夜明けのメッセンジャー)」で、これは人工衛星打ち上げロケット製造におけるイラン・イスラーム共和国の力の象徴となっている。
本日軌道上に乗った「ファジル」は、高さ49センチメートル、幅35センチメートル、重さ52キログラムの6辺から成る幾何学形の人工衛星である。
この人工衛星は、最新のカメラを搭載しており、それを使って高画質映像を地上に送ることができる。
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イランは、ロシア、アメリカ、フランス、日本、中国、イギリス、インドに次いで、単独で人工衛星打ち上げに成功した8番目の国である。
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