アルスラン運輸海事通信大臣から重要発表
2018年06月08日付 Hurriyet紙

運輸海運通信大臣アフメット・アルスランはバクー・トビリシ・カルス鉄道事業によりトルコに来た貨物をヨーロッパへ運ぶことが出来るとし、「さらにエディルネからカルスまで高速鉄道をつなぐ事業も段階的に進んでいる。超高速鉄道と高速鉄道の違いは速度の違いである」と述べた。
アルスラン大臣の発言内容の要旨は以下のとおりである。

*バクー・トビリシ・カルス鉄道事業は国際輸送において非常に重要である。
他の代替ルートとして、カルスからアンカラに抜け、そこからイスタンブルまでの鉄道は既に存在している。しかし、我々はその路線の電子化、信号整備作業を継続中である。

*テキルダー港を使用してのヨーロッパへの貨物運送が行われている。エディルネを起点としカルスへと延びる高速鉄道事業を継続中である。目的はアンカラ・エスキシェヒル・イスタンブル線をヨーロッパまで延伸させることで、本件は入札手続きが継続中である。
アンカラからシヴァスまで高速鉄道建設が継続中である。シヴァスからエルジンジャンまでの区間については入札が完了した。

*バクー・トビリシ・カルスを通って我が国に来る貨物は既に(アンカラルートを経由し)ヨーロッパへ運搬されている。一方、エディルネからカルスまでを高速鉄道でつなぐための事業が着々と継続中である。高速鉄道と超高速鉄道の違いは速度である。

*マルマライ事業がアイルルクチェシュメとカズルチェシュメ間の14kmの区間で運行している。年末までにはヨーロッパ側のハルカルとアジア側のゲブゼの間までマルマライを延伸させる。これと同時にマルマライと同じ路線上で第三の路線として超高速鉄道をも運行させる予定だ。マルマライ(の路線上)にて夜間も貨物列車を運行させる。現段階では貨物はデリンジェで海上輸送に移送することでヨーロッパへの運搬を行っている。

■イースト・エクスプレスに対し強い関心

*インフラの整備により列車はより静かな運行が可能となった。
我々はイースト・エクスプレスを非常に高品質なものに変えることが出来た。乗客は快適に列車の旅を楽しんでいる。カルスは特に歴史的な価値が高く、その遺跡が世界文化遺産となること、たくさんの歴史的建造物を修繕したこと、また人々がカルスが(短い時間で)行き来できる場所であると知り(行き先として)選択される状態となった。

*自分たちでも宣伝は行ったが、人々がソーシャルメディアで共有し、さらにマスコミがテレビでそれを報道したことで大きな反響を呼んだ。1月1日から5月末までに16万人がイースト・エクスプレスを利用した。昨年の9月から5月までに27万2000人が来た。さらに5月分を計算に入れると36万人であるが、この人たちは鉄道のみで旅行を終える訳ではない。(鉄道での旅行は)とても異なる雰囲気となる。おしゃべりであったり、楽しみがあったりする。

またカルスに来る人たちは最低でも3−5日カルスを旅行し、アルダハンに行くなどし、特にサルカミシュは観光の中心となり客で賑わっている。関係者は満足しており、ホテルも満足している。このサービスが継続することを祈る。我々も省庁として強い反響を呼んだことに満足している。

■第三空港、在来線、小さなチャムルジャ・タワー

*もちろんイスタンブル新空港は世界も注目している事業だ。我が国のみではなく、世界の民間航空業においても重要なサービスを提供することになる。我々は(開港は)近いうちとなると宣言した。確率は90.5%と宣言したが、さらに高いものとなった。なぜなら2018年10月29日開港と宣言したが、国際民間航空業関係者にはより以前から通達する必要がある。各航空会社も航空券を販売開始しなければならない。

建設の進捗はすばらしい。既にピストに降りられるような状況まで進展させた。現在24時間稼動にてナビゲーション機器を使用したテストを一か月間行っている。

*チャムルジャ・タワーについては先週も現場を訪問した。
イスタンブルの景観にさらなる価値を加えるような、年間450万の観光客が利用する施設をつくっている。外観を奇麗にするだけではなく、シンボル的建設物の一つとなるだろう。約220mのコンクリートと160mの鉄筋を使用する。170mと190m地点は展望階となり、また2階分のレストラン階が設けられる。

*マルマライの既存線(改修工事中)部分を年末時点で完了させること、絶対にハルカル・ゲブゼ間の77km区間にマルマライを運行させることは、我々にとって重要である。マルマライの特質の一つは、ゲブゼからハルカル間のルートをつなげること、もう一つは既存の鉄道網と統合することだ。乗り換えをするだけでイスタンブルのどこへでも行くことが出来るようになる。これは非常に大きな事業である。

*この他にもう一つの路線が超高速鉄道用に、また我が国の既存線用に開通する。
これも今年中に完了させるために全力を注いでいる。

■大事業は外貨レートにどう影響したか?資金調達に困難が起きるような状況は発生したか?

*国際的事業であるために、外貨建てによる入札を行っている。
しかしご質問の後半は重要な質問だ。経済的にここまで競争のはげしい状況で、アメリカの金利手続きによる困難が生じるかどうかというところは重要なところ。我々のプロジェクトについては何も困難がないことを事例にて説明したい。

*ダーダネルス海峡大橋(1915年チャナッカレ大橋)事業は新記録となるようなプロジェクトだ。
最近この事業の入札を行った際、多くの国の24社から提案があり、18社は外国企業だった。
さらに重要なことに入札は行われ、建設が開始した。建設する企業は融資による資金調達のために市場に出た。約50億ユーロの融資提案を得た。ニーズとしては2,30億ユーロのところ、50億ユーロの融資案が得られた。うち17億ユーロが国外の銀行からであり、ファイナンス上は新たな結びつきとなる。

*アンカラ・ニーデ間の自動車道を建設中である。277kmの長さのルートとなる入札を完了した。
13億ユーロだ。これについても融資を得た。そして昨日、まさに熱い景気の中融資についての合意がなされた。これは我々にとって重要な指標だ。

*またイスタンブル新空港における追加工事によりコントラクターに追加融資のニーズが生じた。
それについてもこの数ヶ月において融資がなされた。ごらんのとおりの金融機関のトルコへの視線と信頼性の表れによりこれら全てを楽に成し遂げることが出来た。また今後も同様に達成し続ける。

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(翻訳者:山口南)
(記事ID:44939)