シリア:「緊張緩和地帯」内でテロリストらによる違反行為の頻度が低下(3)
2024年03月12日付 al-Watan 紙
■イドリブがジャウラーニーに対して「インティファーダ」…テロリストらは多大な損害を被ったのち、「緊張緩和地帯」での違反行為を減少させる
【イドリブ:本紙】
一方イドリブ市の郊外で活動するシリア・アラブ陸軍の部隊は重砲とミサイルを用いて、同市の南部郊外に位置するザーウィヤ山地方内のカンサフラ町とファティーラ町の周辺部にあるテロリストらの拠点を破壊した。
同筋は「ファトフ・ムビーン作戦指令室」と呼ばれるものに所属するテロ諸組織が昨日未明、イドリブ市の東部郊外にあるシリア・アラブ軍の拠点にミサイルを発射し、軍がこれに対して集中的な砲撃で応戦したと指摘した。
一方「緊張緩和地帯」の現場状況を観測している消息筋は本紙に対し、ヌスラ戦線が先週土曜日の夜に、ザーウィヤ山地方とアレッポ市西部のバサルトゥーン町に対して計2回の潜入を試み、その際シリア・アラブ軍によって壊滅的な打撃を負わされたことを明らかにした。 同筋によると、ヌスラ戦線による新たな攻撃がみられない理由はこの失敗にあるという。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57508 )