シリア:軍がイドリブ県の南部および東部にあるヌスラ戦線の諸拠点を重砲攻撃(3)
2023年05月29日付 al-Watan 紙
■シリア・アラブ軍がイドリブ県の南部および東部にあるヌスラ戦線の諸拠点を重砲攻撃…さらにパルミラ市西部でイスラーム国に対応、ヒムス県東部の砂漠地帯で拠点の強化を継続中
【ダマスカス:本紙】
現地消息筋によると、シリア・アラブ軍はスフーフン町、ファティーラ町、マジュドリーヤ町、マアルブリート町の周辺部、またイドリブ県東部のナイラブ市にあるテロリストらの諸拠点を砲撃したという。
さらにいわゆる「ファトフ・ムビーン作戦指令室」と呼ばれる指令室を率いるテロ諸組織が昨日、イドリブ県東部のシリア・アラブ軍の拠点らをロケット弾で攻撃した。これに対し同軍は砲撃で応戦した。
一方複数の反体制系メディアによると、トルコ占領軍に忠誠を誓う武装諸勢力は月曜日の深夜から火曜日にかけて、アレッポ県東部のマンビジュ市北西部にあるダンダニーヤ村とサイダ村の「マンビジュ軍事評議会」が運用する複数の拠点を中火器と重火器によって攻撃した。またこれらの攻撃で人的被害は報告されていないという
さらに同複数筋が伝えたところによるとその間、米国が主導する「有志連合」と称される勢力は、ダイル・ザウル県北部のコニコガス田にある違法基地に対し、軍事装備や物資らを搭載した輸送機およびヘリコプターを派遣したという。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:58012 )