シリア:ハサカ県で脅かされる水安全保障…トルコ占拠地では5年にわたる人道危機(2)
2024年12月04日付 al-Watan 紙
■アルーク水源の占拠で飲料水危機続…ハサカ県で5年にわたる人道的災害…国際機関と連携し、代替井戸や貯水施設の整備進むも根本解決に至らず
【ダマスカス:本紙】
国連児童基金(ユニセフ)は、今後2週間以内に一部の淡水化施設の修復と整備を実施する計画を明らかにしており、公社側もこれに合わせて技術委員会を立ち上げ、必要な部品の手配と整備作業に取り組んでいる。
さらに今後の方針として、公社は国際機関と連携し、深井戸を掘削して使用可能な水源を確保し、稼働停止中の飲料水施設への供給に活用することも検討しているという。
同局長は、ハサカ市内の各地域には、大小合わせて591基の固定式飲料水タンクを設置済みであり、加えて1基あたり25立方メートルの容量を持つ50基の大型タンクが国際赤十字およびシリア赤新月社の協力により増設されたと説明した。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:58910 )