シリア:ハサカ県で脅かされる水安全保障…トルコ占拠地では5年にわたる人道危機(3)
2024年12月04日付 al-Watan 紙


■アルーク水源の占拠で飲料水危機続…ハサカ県で5年にわたる人道的災害…国際機関と連携し、代替井戸や貯水施設の整備進むも根本解決に至らず

【ダマスカス:本紙】

さらに、これらのタンクには、日々国際支援団体の給水車から水が補給されており、供給前には必ず水質検査と塩素を用いた消毒処理を実施していると述べた。

井戸とポンプ施設の整備

ウスマーン局長は、飲料水確保のための井戸整備も進んでいると報告した。最近では、カーミシュリー郊外のカリーマ村で、ノルウェー難民評議会(NRC)との協力のもと、出力50馬力のポンプと太陽光発電による代替エネルギーシステムを備えた井戸が復旧された。また井戸に隣接する高架タンクと外周フェンスが整備され、さらに2キロメートルに及ぶポリエチレン製配水管および給水用分配ボックスも新設された。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:59351 )