シリア:ハサカ県で脅かされる水安全保障…トルコ占拠地では5年にわたる人道危機(4)
2024年12月04日付 al-Watan 紙


■アルーク水源の占拠で飲料水危機続…ハサカ県で5年にわたる人道的災害…国際機関と連携し、代替井戸や貯水施設の整備進むも根本解決に至らず

【ダマスカス:本紙】

この他にも、カーミシュリー市東部のジャワーディーヤ町にある井戸、ハームー村の井戸についても同様に再整備が実施されたという。これらにはいずれも出力30馬力の水中ポンプおよび太陽光発電システムが導入され、毎時30立方メートルの給水能力を備えているという。ハームー村の井戸は、同村および周辺地域に住む約10万人の飲料水を支えている。

さらにカーミシュリー市内のヒラーリーヤ地区にある揚水施設についても再整備が進められており、ここでは70立方メートル/時の水を200メートルの高低差を介して送水できる井戸が、必要な機械設備とともに復旧されたという。

さらに同局長は、ユニセフとの連携のもと、マアブダ町(ルマイラーン油田に近い)において、老朽化した下水道管の更新工事が一部地域で進められていることも明らかにした。

(3)に戻る

最初に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:59461 )