フェミニズム:ナワール・サアダーウィー追悼 偉大なフェミニスト活動家の声(3)

2021年03月21日付 al-Quds al-Arabi 紙
■故ナワール・サアダーウィー…エジプト・アラブ世界で最も大きな声を上げた女性

【カイロ:ムハンマド・アブドゥッラヒーム】

しかし、彼女は女性であった

サアダーウィーは手記の中で、自らの髪を切った時に大いなる自由を感じたこと、家族内で男と少女の間に差別が存在したために自らを女性として着飾ることが嫌になったこと、そして自身が男よりも劣った生き物にすぎなかったと記している。さらには、この(髪を切るという)行為のために何度も母親から平手打ちを食らったことさえ述べている。彼女は(特に女児向けの)家事授業を嫌い、スポーツや演劇活動に参加するようになった。サアダーウィーの時代には、医者は皆の尊敬の的であったため、彼女は医学部に入ることを決意した。しかし、彼女は解剖の授業に出席していた際、自分が力を有していると再び感じた。目の前に横たわる布で包まれた男性の身体を見て、そこに無力さを覚えた時だった。それ以降、彼女はランセットを思い通りに動かすことができるようになった。

その一方で、彼女は三度結婚した。そして3回とも押しつけられた鉄格子から逃亡し、自由を感じられるようになるまで逃げた。彼女が最も多く語っているのは、2番目でもなく(左派作家のシャリーフ・ハタータ氏との)最後でもなく、最初の結婚についてである。「結婚に関して言えば…」サアダーウィーへのインタビューのなかで頻出する表現だ。最初の結婚に関して、彼女は次のように述べている。

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翻訳者:藤原路成
記事ID:50824