シリア:ドイツ司法当局がユダヤ教礼拝所の爆破を試みたシリア国籍の若者1名を起訴(4)

2022年03月03日付 al-Watan 紙

■ドイツ司法当局がハーゲン市内でユダヤ教礼拝所の爆破を試みたシリア国籍の若者1名を起訴、爆発物の製造方マニュアル「イスラーム国」の爆弾製造業者から入手

【ダマスカス:本紙】

同パトロール隊はまずジャースィムくんをガズィアンテップ県のオグゼリ地区にある強制送還センターへと連行した。そこで彼が一時的保護カード「カムリーク」を保有していないことが判明したため、彼はアレッポ県郊外でトルコの占領下にあるアアザーズ市へと再び送還された。

活動家らが述べたところによると、ジャースィムくんはオグゼリ地区の強制送還センターに20日以上にわたって拘留されたという。

彼は活動家らが拡散したビデオクリップのなかで、髪の毛が剃られた姿で姿を現した。彼の話によると、彼はプラスチック材を集めていたところ、「在留カード」を携帯していなかったとの口実でトルコ治安部隊によって逮捕されたのだという。

ジャースィムくんは「私の両親は病気であり、私はアレッポ県郊外(のトルコ占領軍に近いテロ組織が支配下に置く地域)へと強制送還されました」と述べ、声を詰まらせながら次のように付言した。「私の両親と兄弟はいまだにトルコに残っています。私は追放された先で独りぼっちであり、誰一人として知っている人はいません」。

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翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:53026