■ターハー・フサインの墓が破壊の危機に…エジプトの歴史的墓地が橋建設のためのブルドーザーに直面
【本紙:ターミル・ヒンダーウィー】
マハー・アウン氏と時を同じくして、ユースフ・スィッディークの息子であるライリー・スィッディーク氏が声明を発表し、父親の墓の隣に重機が写っている写真を公開した。また、この写真に関して、「父とターハー・フサイン氏の墓地の前の写真です。現在まで政府からの注意喚起や警告は一切届いていません」とコメントした。
「エジプトの墓地を守れ」というスローガンのもと、文化人や遺産の専門家たちは、再三アラブ文学の大御所と呼ばれる故ターハー・フサインの墓を撤去し、新たに幹線橋梁を建設しようとする政府の意図に対して不快感を表明している。
建設計画に関する教授であるジャリーラ・カーディー氏は、墓が破壊される可能性について警告し、「フェイスブック」の自身のページに「アラブ文学の大御所であり、アラブ世界における文学および思想の巨人のひとりであるターハー・フサイン博士の墓に赤いマークが書かれていますが、これは撤去のための布石です」と書き込んだ。
(後略)
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