シリア:ダマスカス郊外県でダマローズ収穫フェスティバルが開催(1)

2023年05月25日付 その他 - シリア国営通信 紙

■ダマローズ収穫フェスティバルがダマスカス郊外県にあるマラーフ村で開催

【シリア国営通信:ダマスカス郊外】

バラの経済的、治療的、美容的、栄養的な重要性や価値を体現する社会的および民俗的儀式をともない、民衆や当局者らの幅広い参加のもとで、ダマローズ収穫フェスティバルが今日、ダマスカス郊外県のマラーフ村で始まった。

同フェスティバルは、シリアの国境を越えてその名を広めたさまざまな種類のダマローズが介在する遺産的光景を作り出す。またこれは、ダマローズが、2019年に国連教育科学文化機関「ユネスコ」の無形人類遺産のリストに登録されたことを背景に行われている。

共同の取り組みにより、このバラは、経済的、美的、治療的価値に起因する重要性を獲得した。そして、ダマローズの名のもとで国内外の幅広い層から求められる数々の製品を生み出す重要な作物となった。

マラーフ村のダマローズ復活開発協会のムディーン・ビータール会長によると、ダマローズ農家は、シリア開発信託、農業・農地改革省、ダマスカス郊外県の支援を受けて、作物を弱らせる疫病や農業問題を克服し、輸出可能な高品質の製品を生み出すことに成功した。また彼らは現在、ダマローズがその名にふさわしい状態に至るための生産拡大、製品開発、品種改良に取り組んでいるという。

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翻訳者:浪内紫雲
記事ID:55878