ガザ:ガザ地区北部で60万人の市民が危機に瀕している(2)

2024年01月26日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ガザ地区保健省:ガザ地区北部で60万人の市民が危機に瀕している

【ガザ:諸通信社】

木曜日、WHOの報道官クリスティン・リンドマールは、状況が「悲惨」であり、イスラエルの壊滅的な戦争に見舞われているガザ地区では、人々が飢えの犠牲になっている。そして、特に子どもたちが罹病の脅威に最もさらされていると述べた。

また同報道官は声明で、ガザ地区の状況は「悲惨」であり、住民の多くが飢えと栄養失調に直面している。したがって、彼らは容易にあらゆる病気にさらされると明言している。

さらに病院や手術室の患者は水と食糧を懇願しており、避難所には食糧不足で一日の過ごし方がわからない人々もいると付言した。

10月7日以来、イスラエルの占領軍がガザ地区で破壊的な戦争を続けており、パレスチナ政府によると金曜日までに26,083人が犠牲になり、64,487人が負傷した。そしてその多くが子どもや女性である。また、国連によるとこれは激しい破壊行為と未曽有の人災からもたらされた。

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翻訳者:大石明穂
記事ID:57202