スーダン:「多元的勢力による侵略を支援している」と国連でUAEを非難

2024年01月31日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連におけるスーダン代表、UAEを「多元的勢力による侵略を支援」と非難

【アディスアベバ:本紙】

複数の通信社が報じたところによれば、国連におけるスーダン代表のハーリス・イドゥリース氏が、「即応支援部隊(RSF)はUAEを通して傭兵や武器を入手している」と述べた。

また、イドゥリース氏は火曜日の国連安全保障理事会での演説の中で、「スーダン軍は未だ多元的な勢力による攻撃や侵略を阻止するための防衛戦争を続けている。攻撃には多くの国が参加しており、UAEは金銭面およびウンム・ジャラス空港を通じた武器の供給によって攻撃を支援している」と明らかにした。

また、「RSFはUAEとチャドの支援の下で大砲や重火器、ドローンを入手しており、さらにスーダンでの戦闘に参加させるために子どもたちを徴兵し、モーリタニア、ニジェール、マリ、ブルキナファソから傭兵を引き込んでいる。このことは、これらの国を統治する政権に脅威をもたらすかもしれない。」と付け加えた。

イドゥリ―ス氏によると、「スーダン軍はダルフール地域で国々の援助を受けた戦争が始まって以来、国防において国際人道法を守ることに専念している」。

UAE外務省は声明で、「UAEはスーダンでの争いにおいてどの勢力にも肩入れしておらず、この争いの終結を目指している」と述べ、同国の主権の尊重を呼びかけた。

(後略)


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翻訳者:西村璃子
記事ID:57218