シリア:サイイド宗教関係大臣がハッジ・ウムラ祭祀博覧会の開幕式に参加(3)

2024年01月09日付 al-Watan 紙

■サイイド宗教関係大臣がハッジ・ウムラ祭祀博覧会「ハッジへの道」の開幕式に参加…さらにサウジアラビアがイスラーム教とイスラーム教徒への奉仕に関して多大な努力を払っていることへの謝意を表明

【ダマスカス:本紙】

サイイド氏は先月20日にサウジアラビア王国訪問を開始した。同氏は滞在中、シリアとサウジアラビアの宗教機関間の関係の発展と強化、過激主義との戦いの分野における協力体制の強化をめぐって複数の協議を行った。協議の議題となったもののなかには、現代的な宗教的言説の理解手法のほか、両国のイスラーム教育機関の間での調整、若者を過激思想の危険や傾向から守る手段などが含まれる。

ムハンマド・ラーミー・マルティーニー観光大臣は本紙への以前の声明のなかで、「サウジアラビアへのウムラ」問題に違反するかたちで活動していた複数のオフィスが摘発されたことを明らかにしていた。その際マルティーニー氏は、「国境の外部で発行されたビザを使用した渡航を企画するオフィスは法律に違反しており、事務所の閉鎖およびライセンスの取り消しといった罰則が適用される」と前置きしつつ、現状において「ウムラの希望を送信するための公式の媒体は存在せず、この分野に関連する定期便も存在しない」ことを明らかにしていた。

マルティーニー氏は、観光省が付与されたライセンスを悪用している一部のオフィスや、就労を許可されていない一部の人々に警告を送ったと指摘し、「規制の水準を最小限のレベルに保つために、可能な限りの努力を行った」と付言した。

複数のメディア筋によると、サウジアラビアはシリア人に対するサウジアラビアへの再入国ビザの発給を停止した。

先月24日には、アイマン・スーサーン氏は駐サウジアラビア・シリア大使としての信任状を提出していた。

(2)に戻る

最初に戻る


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:木戸 皓平
記事ID:57231