ガザ:イスラエルの手によって家族と息子を失ったアルジャジーラ特派員が世界に呼びかけるもの(5)

2024年01月07日付 al-Quds al-Arabi 紙

■アルジャジーラ特派員ワーイル・ダフドゥーフ氏の息子ハムザ氏と彼の同僚記者のムスタファー・スラヤー氏がイスラエルの空爆によって殉教

【ラーマッラー:本紙】

「私たちは活動を続けており、中継放送に取り組んでいます。何も恥ずかしいことはありません。息子のハムザはアルジャジーラの一員としてともに働いていました。私たちはハムザが生まれる前にこの活動を始め、今まで20年以上の間、この使命と人道的な仕事に従事してきました。家族とハムザを失った後も、私たちは間違いなくそれをやめることはありません」。パレスチナ人ジャーナリストは続けた。

同氏は世界に向けてこう語った。「私たちは活動を続けています。しかし世界はガザで起きていることに目を向けなければなりません。苦しく、痛みを伴うこの大きな出来事に。そこで起きていることは、無防備な人々、民間人に対する重大な悪です。そして我々ジャーナリストにとっての悪です」。

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翻訳者:内田かぐ美
記事ID:57265