レバノン:イスラエルは交渉を通じた紛争解決を視野に入れる(3)

2024年02月05日付 Al-Nahar 紙

■交渉とエスカレーションの狭間に置かれる南部戦線…ヒズブッラーはガリラヤ地方へ向けてミサイルを発射、イスラエルも攻撃を続ける

【ベイルート:本紙】

さらにガラント氏は、「イスラエルは、レバノンからの侵攻や銃撃といった脅威を除去することも含め、イスラエルの北部国境全体の治安情勢を改善することに取り組んでいる」と付け加えた。

同氏のオフィスの声明によると、両者間では「イスラエル人避難民らが北部の住居へ戻る方法を模索しつつ、北部の戦地における治安情勢を改善する必要性」について議論が交わされたという。

ヒズブッラーは3人の戦闘員の死を伝える

一方で昨日、イスラエル軍はヤールーン町の家屋を攻撃し、多数のヒズブッラーの戦闘員が死傷した。同時にマールーン・ラース町とルマイシュ町の郊外、また中部地区、西部地区内の複数の町も集中砲撃による爆撃を受けた。

そして今朝、ヒズブッラーは以下の3人の戦闘員の死を伝えた。

アッバース・アフマド・ハルサー氏(フサーム)、1987年タイリー町(レバノン南部)生まれ

サルマーン・ムハンマド・ハサン・ファキーフ氏(ジハード)、1994年アイタルーン町(レバノン南部)生まれ

アッバース・ヒダル・ナースィル氏(ジハード)、1985年ヤールーン町(レバノン南部)生まれ

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翻訳者:酒井梢太
記事ID:57283