レバノン:「ぜい弱な口実」に基づいたイスラエルの空襲にさらされる南部住民…カターイブ党はヒズブッラーを非難(1)

2024年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラーが国境付近でイスラエル兵の集団を攻撃...「カターイブ」:レバノン南部はイスラエルの犯罪の捕虜になっている

【ベイルート:本紙】

戦況が進展し、イスラエルによって「ヒズブッラーの軍事拠点を攻撃した」との主張がなされ、現地のオブザーバーらや複数の声明によってその虚偽が確認されてもなお、注目は南部戦線に対して向けられている。抵抗勢力に近い複数の情報筋によると、ガーズィーヤ町にある工場の所有者は、ヒズブッラーの武器庫やインフラを攻撃したという占領軍の主張を否定した。さらに彼は自身の工場に発電機、油、燃料があることを明らかにしつつ、このことは、イスラエル政府が「交戦規定を逸脱し、『新たな空襲に対応するか、状況のさらなる悪化につながる可能性のある相応の反撃に頼るか』という2つの選択肢をヒズブッラーに提示することで、同組織の面前に新たな均衡を描き出そうとしている」ことを意味していると述べた。

対立の新たな局面では、イスラエルの戦闘機はマイス・ジャバル村の南部地域、マルジャアイユーン地区のハウラー村のほか、ドゥハイラ村、マルワヒーン村、アイター・シャアブ村、ブリーダー村、カフラキラー村に対して空襲を実施した。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57380