レバノン:「ぜい弱な口実」に基づいたイスラエルの空襲にさらされる南部住民…カターイブ党はヒズブッラーを非難(2)

2024年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラーが国境付近でイスラエル兵の集団を攻撃...「カターイブ」:レバノン南部はイスラエルの犯罪の捕虜になっている

【ベイルート:本紙】

そしてイスラエル軍は、「我々はレバノン南部のマルワヒーンとヤールーンの両地区にあるヒズブッラーの2つのミサイル発射台を攻撃した」と発表し、公園に近くハマーマス丘陵に囲まれたワッザーニー村に砲撃を加えた。

一方ヒズブッラーは、ラーミーム兵舎の周辺にいた敵の集団をロケット兵器で攻撃し、彼らに直接的な損害を与えたと発表した。同様に同組織は、同兵舎の周りにいる別の展開部隊や、シャブアー農場にあるサマーカ拠点、マルジュ拠点、ルワイサート・アラム拠点、そして再び同兵舎を「ブルカーン」ロケット弾で攻撃したと明らかにした。

「武器工場」の真実

イスラエルはレバノン国境から50km離れたサイダー市郊外のガーズィーヤ町を爆撃し、これによりシリア人やパレスチナ人労働者が大半を占める計14人の負傷のほか、同地での甚大な被害が生じた。アナトリア通信の特派員は、標的となった地域にある工場群の関係者らの証言に依拠しつつ、この空襲は多くの油工場や倉庫がある工業地帯を標的とし、その結果昨日(20日火曜日)まで続いた火災が発生したことを確認した。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57383