レバノン:「ぜい弱な口実」に基づいたイスラエルの空襲にさらされる南部住民…カターイブ党はヒズブッラーを非難(6)

2024年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラーが国境付近でイスラエル兵の集団を攻撃...「カターイブ」:レバノン南部はイスラエルの犯罪の捕虜になっている

【ベイルート:本紙】

「電灯と発電機」の物語

一方ヒズブッラーのナスルッラー書記長が、抵抗運動のミサイル能力はキリヤート・シェムーナからエイラートまで射程に入ると語ったのち、『イスラエル・トゥデイ』紙は電灯、バッテリー、充電器、発電機などの非常用機器の購入量が287%上昇したと報じた。一方でイスラエル北部の戦闘地域にとどまった議会の議長らや入植者らは、調整もなく入植地に入り住宅や居住地に甚大な損害をもたらしているイスラエル兵らの振る舞いに不満を漏らした。

イスラエル人による電灯などの非常用機器の購入量が287%上昇

南部における緊張状態は、アブドゥッラー・ブーハビーブ外務大臣とエルベ・マグロ駐レバノン・フランス大使の面会の主要なテーマであった。その際マグロ氏は、「我々の立場は明確であり、緊張の程度を下げることに取り組んでいる」と述べ、フランスがヒズブッラーと直接的な連絡を行っていることについて、「あなた方が知っているとおり、我々は全員と話しており、進捗を得られることを望んでいる」と語った。

(7)に進む

(5)に戻る


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:大森耀太
記事ID:57387