レバノン:「ぜい弱な口実」に基づいたイスラエルの空襲にさらされる南部住民…カターイブ党はヒズブッラーを非難(7)

2024年02月20日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラーが国境付近でイスラエル兵の集団を攻撃...「カターイブ」:レバノン南部はイスラエルの犯罪の捕虜になっている

【ベイルート:本紙】

一方で、カターイブ党の政治事務所はサーミー・ジャミール副同党首が主導する会議で、「レバノン南部は民間人に対するイスラエルの長期的な犯罪の捕虜となった。ヒズブッラーは、レバノンや子供、女性、青年である国民の血を代償にガザ地区からイスラエルの気を逸らすという理論に執着して、攻撃が続くための口実を相手に与えることに献身している。(ヒズブッラーの理論は)残虐な戦闘を阻止するという成果を上げられず、むしろ戦火の扉をレバノン人たちに開き、彼らの土地から数十万人を追い出すことで、まぎれもない嘘となった」と述べた。

同政治事務所は、「村々や居住区への破壊的な武器の拡散」、そして「人々や石ころレベルでレバノンのすべての土地を、レバノンもレバノン人も望んでいない戦争にさらすトンネル現象」を拒絶した。さらに「今日ある唯一の適切な論理は、レバノン国民や国際社会から信任を受けたレバノン軍が、国際的な部隊の協力のもとでレバノンの防衛、国境の保護を担い、交渉に参加するというものだ」と主張した。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57388